福井ＭＥのチーム分析

球団創立初勝利した福井ミラクルエレファンツ。しかし、手放しでは喜んでもいられません。課題はいっぱいありました。

一番のネックは守備。守備力そのものが不安な上に判断ミス、連携の悪さなどが際立ちました。

例を挙げると初回ランナー1、3塁でピッチャーゴロ、この時一応3塁ランナーをけん制したところまではよかったのですが、プレッシャーのかけ方が不十分だったので向き直って他へ送球した途端、まんまとホームインされ、いきなり1点を奪われ、さい先悪いスタート。

しかもこの時投げたのは2塁ではなく、1塁。ダブルプレーを取りに行くのか、3塁ランナーの挟殺を狙うのかが意識の中で中途半端だったのではないでしょうか？

別なところでは、ランナー1塁でファーストゴロ。ファーストが2塁送球した後、誰が空いた1塁ベースをカバーするのか、これもファースト、セカンド、ピッチャーの連携の悪さでダブることが出来ず、1塁にランナーが生きてしまいました。

こういうエラーにならないエラーが随所に見られ、ピンチの連続。ピッチャーが踏ん張って何とか2失点でしのいだものの、もう少しで大量失点という可能性がありました。試合時間が3時間以上と独立リーグとしてはかなり長かったのは守備の時間が関係しています。（通常は2時間30分程度。）

投手陣もこの日は頑張ったのですが、過去の敗戦は四球絡みの失点が原因であることが多いようです。

守備のミスと投手のコントロール、ここがウィークポイントのようで、逆にこれが改善されれば十分勝てるチームと見ました。勿論このウィークポイント、口で言うほど簡単には改善されないのも事実。藤田平監督のこれからの指導を見守っていきたいと思っています。

そして、激励の意味も込めてこのたびついにファンクラブに入りました。ファンクラブに入るのは近鉄バッファローズ最終年以来4年ぶりのことです。アイランド、ＢＣともにリーグ全体を応援するというスタンスは変えないつもりですが、立ち上がって間もなく苦戦している福井と昨年解散寸前まで追い詰められた高知、この2チームは特に応援していこうと思います。（徳島ＩＳのＦＣ勧誘していた社員さん、ごめんなさい。）

ＮＨＫが中継していた模様。おそらくは地方ローカルでしょうけれど。

球団の売店。グッズ販売、ファンクラブ受付を行っていました。
この横のテントではお弁当や焼きそば、ソフトドリンク、ビールなどいろいろな飲食物を販売していました。（子供もボランティアで販売員をやっていました。小学校低学年でたどたどしいけれど頑張っていて感心しました。）

買ったお弁当。焼肉弁当で三国限定とのこと。

開催場所ごとに特色を持たせるようです。（敦賀では「敦賀ラーメン」だったそうです。ちなみにどんなラーメンなのかは知りません。笑。）

ビールはスポンサーの関係でアサヒ一色です。（アサヒがＢＣＬのスポンサー。）

ファンクラブに入って貰ったもの。帽子、タオルマフラー、携帯ストラップ（ストラップは地場産業の越前織だそうです。）、ビニールサック、選手名鑑、入場チケット8枚（4枚は前期のみ有効、残り4枚はオールシーズンＯＫ。）盛りだくさんです。・・・・・1万円ですけど。（汗）