OBC高島の本拠地(滋賀・今津スタジアム)
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Mr.black
2017年09月30日 10:16 visibility3614
今回、大学野球「京滋リーグ」を観戦したのは滋賀県高島市にある今津スタジアム。
「高島市今津総合運動公園」の一角にある硬式野球場です。
公共交通機関利用でここに行くのは結構大変です。最寄駅はJR「近江今津駅」ですが、駅からは6~7kmも離れており、バス便も少ないので実質はタクシー利用になります。
タクシーで片道2,000円程度かかりました。(なけなしの軍資金が~。涙)
球場正面口。
左右の階段がスタンドへの出入り口で、地下に潜る階段は関係者用の出入り口。バックネット裏の本部席に繋がる階段です。土地の起伏の関係でこのように半掘り下げ式になっています。埼玉の県営大宮球場もこんな感じですね。(大宮の下り階段はもっと大きいですが。)
このスタジアムは元メジャーリーガー・大家友和氏が結成したクラブチーム「OBC高島」の本拠地として有名です。場内にはこんな物が。読みやすいようにあえて横向きのまま掲載しました。
また、こんな飲料の自販機も。どうやら売り上げの一部が滋賀県(主に高島市)のスポーツ組織の収入になるようです。近年、地方の野球場やその周辺でこのような自販機を見かける機会が増えてきました。
ちなみにこの運動公園の中にはレストランがあるようでしたが、この日は定休日と場内のポスターに書いてあったのでチェックしていません。辺鄙な場所なので最低限の飲食物は持参した方が無難でしょうね。
内野クレー、外野天然芝。両翼100m、センター122m。グランドは広いです。
照明は六角形の物が6基あり。
バックネット裏は背もたれ付きの個別席。
1・3塁寄りになると背もたれ無し。
ところでバックネット裏には比較的大きな屋根がありますが、奥行きが浅いのであまり日除けの役には立っていませんでした。たぶん雨除けも出来ないでしょうね。(汗)
ダッグアウト横からは全て芝生席。全体の収容数は約3,000人。
内野フェンスは全般に高めなので視界は良くありません。この方式のフェンス、横走りの継ぎ目部分が非常に見づらいので嫌いです。
スコアボードは右中間寄り。磁気反転式。白文字ですが、意外と見づらかったです。
DHには非対応。カウントもSBO。この点はマイナス要素。
この球場は琵琶湖の西岸に位置しています。(JR湖西線側)
滋賀県の主要な硬式野球場は皇子山球場とこの今津スタジアム以外は東岸に偏っています。その意味でも貴重な野球場だと思います。ただ、駅からのアクセスをもうちょっと何とかして欲しいのですがね。
JR湖西線は過去北陸へ行く特急に乗車してただ単に通過していただけでしたが、今回初めて長距離を在来列車に乗ってゆったり景色を眺めることができました。
田・畑・山の景色が続き、上空を大きな鳥(トンビ?)が悠然と舞っている様子はまさに日本の原風景でした。「ちょっと足を伸ばせばまだまだこんな景色が見られるんだな。不便ではあるけれども落ち着くな~」と感慨深く眺めていました。
これで滋賀県の「主要な」硬式野球場で未踏破なのは草津グリーンスタジアムくらいになりました。しかし同スタジアムは近年高校(硬式)や大学の公式戦での利用頻度が低くなっています。
もしかしたら滋賀県の新規開拓はこれで最後になるかもしれません。
そして訪問球場数は190箇所目となり、次回からはようやくカウントダウン出来るところまで到達しました。
- 事務局に通報しました。
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