球場名が面白い位置にある(新旭球場)

  • Mr.black
    2018年05月03日 10:04 visibility4461

今回、京滋リーグ2部を観戦したのは滋賀県高島市にある新旭(しんあさひ)球場。

ここも以前訪れた野洲市の希望が丘球場と同様、大学や高校の公的な試合での利用率がかなり低く、なので観戦を諦めていた球場でした。

それが今回ようやく休みと合致。京都薬大の試合初観戦も出来て二重に嬉しかったです。

 

 

球場への入り口はこんな感じ。正面口は公園の中にひっそりと隠れているような風情です。

左の茶色の建物がバックネット裏、右の土手が1塁側になります。

 

 

バックネット裏は本部席・放送席などがあるだけでスタンドは無し。

なのでキャッチャーの真後ろから観戦は出来ません。この位置が精一杯です。

 

 

ところで面白いのがこれ。↑

球場名の看板がライトスタンド最上部に設置されています。こういうスタイルはほとんど見た記憶がありません。

白い看板に赤文字。そして一つ一つが分離されている形式は昔の甲子園の看板を思い出しました。

意図しているのかもしれません。

 

 

内野クレー、外野天然芝。

両翼91.5m、センター116m、と狭いグランドです。 

 

一応高い防球ネットはありますが、スタンドが小さいのでファールボールがしょっちゅう場外へ出ました。これが公式戦の利用が少ない原因ではないかと思われます。危険ですからね。

もしかしたら将来的に硬式野球がNGになるかもしれません。そうなってしまったら尚更観戦チャンスは減ります。今回は本当にいい機会でした。

 

照明は小ぶりですが、6基あります。

 

 

座席は1・3塁側に長イスが5~6段の小規模。

途中からは芝生の土手ですが、草がボウボウなのでその辺りは実質立ち見になります。

外野も立ち見くらいしか出来ない状態でした。

 

「森林スポーツ公園」という名称の通り山が近く、なので虫が多かったのが困りものでした。

夏場だと蚊がいっぱいかも。(汗)

 

 

これも珍しいスタイル。ダッグアウトの真後ろが通り抜けられるようになっています。

 

 

 

スコアボードは右中間寄り。LED式の小型です。

近年こういうふうに得点と打順だけで名前表示無しの小ぶりなLEDスコアボードが増えてきたように思います。パネル式や磁気反転式から改修する時の費用を抑えたいのでしょうね。

 

 

アクセスはJR湖西線「新旭駅」から徒歩10~12分程度。

駅から歩けるのはありがたいです。また、道中にコンビニがあったのも助かりました。最悪昼食抜きも覚悟して行きましたが・・・。

 

この湖西線、今までは特急でササーっと通過するだけでしたが、昨年の今津に続き在来線でゆっくり移動する機会が出来て良かったです。

そしてこの普通列車、緑一色で丸っこいので「青虫」か「青ガエル」みたいですね。もしかしたらそんな愛称が付いていたりして。

 

 

車窓からは琵琶湖が臨めるいい路線です。

 

 

「人名駅」の「近江舞子駅」。

 

 

明日はこんなお祭りがあるようです。

流鏑馬(やぶさめ)がこの地域の伝統文化なのかもしれません。新旭駅前には下のような銅像が。↓

 

 

↑ 場所は全く異なりますが、源平合戦の那須与一を思い出しました。

 

 

ここを訪れたことにより、球場訪問数は198箇所になりました。200まであと2箇所。

ありがとう、新旭球場。

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