京滋リーグ加盟校全て観戦成る
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Mr.black
2018年05月02日 11:08 visibility946
前回の続きです。
京滋リーグ2部の第二試合は「京都薬科大ー滋賀県立大戦」でした。
1塁側:京都薬科大(以下、「薬大」と表記)。
今回のお目当てはこの学校。
京滋リーグには現在13校(1部:6校、2部:7校)が加盟していますが、その中で過去唯一観戦出来ていなかったのがこの薬大でした。
チームとの縁は不思議なもので、同じリーグに何度行ってもなかなか試合に当たらない学校があります。京滋リーグには1部2部ともに何度も足を運んだのですが、この薬大だけ過去一度も当たらなかったのです。これは2部が7校という奇数なのも影響しています。仮に1日3試合でも1校だけ出て来ないのですからね。
ともあれ、これで京滋リーグ加盟校全て最低1試合以上観戦したことになります。
(観戦漏れがあるのは関西圏では近畿リーグのみになりました。)
薬大のユニは上:濃紺、下:白地に濃紺縦じまでやや派手め。
左胸に「PS」、その下に小さく「KYOTO」。
「P」はおそらく「Pharmacential」なのでしょうが、「S」は「Science」なのかどうかは不明です。
3塁側:滋賀県立大(以下、「県大」)。
今季現時点で3位と健闘しています。
(なお、このリーグには国立の滋賀大も加盟しており、そちらは現在1部に昇格しています。)
青基調ユニなのは琵琶湖をイメージしているのでしょうね。
胸には「KENRITSU」。
どちらも部員数はさほど多くありません。
特に薬大は少ないです。リーグ戦では毎回厳しい戦いが多い薬大。どこまで頑張れるか期待と不安がありました。
薬大先発の投手は小柄で華奢。初回は無難な立ち上がりでしたが、2回表に集中打を浴びました。
大量失点の可能性もありましたが、ここを2点で凌いだのが結果的に大きかったと思います。
薬大は中盤反撃。1点ずつ返して4-2と追い上げます。
「このまま行けばあるいは」と期待を抱かせる展開でした。
しかし逆転はならず。7回表に1点を取られてダメ押しされました。
最終は5-2で県大の勝ち。惜しい試合でした。
現時点で京都府立大と並んで6位(最下位)の薬大。
しかし「勝利だけをひたすら求めるのが学生スポーツではない」と私は考えています。
もちろん勝負ですから勝ちを求めるのは当然。でも「それ以外のものがあるはず」と信じています。
大学野球の場合、特に下部リーグでは選手の屈託のない笑顔が終始見受けられ、そこが好きです。
「野球は『プレイボール』という声で始まるスポーツなんだ。プロならばともかくアマでは勝利以外に『楽しむ心』がなくてどうする?」と思うのです。
それが地方リーグや下部リーグに足を運ぶ要因の一つになっています。
試合後、選手はスタンドに一礼するのですが、「こちらもありがとうだよ」と心の中で思います。
いつかまたどこかのリーグへ。
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