機敏な動きの両チーム(大学野球・東都1部の続き)
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Mr.black
2021年10月28日 12:18 visibility901
東都1部リーグ戦、第二試合は「國學院大学ー亜細亜大学戦」でした。
昼食を済ませたので落ち着いて観戦。(笑)
1塁側:國學院大学
今春のリーグ戦で優勝しており、この秋も観戦時点で首位。
誠に失礼ながら「國學院って、こんなに強かったっけ?」と驚いています。何しろ同大学の優勝は通算でまだ2回ですからね。(「優勝預かり」が別途1回あるようですが。)
しかし実際に試合前の練習を見ると「急速に強化されたのかも。いい動きをしている。勝つのも納得」と思いました。
アイボリーユニに濃紺基調。サブカラーは赤(またはエンジ)。
胸マークは「KOKUGAKU」。
東都の加盟校のユニは全般的にシンプルで地味目なデザインが多いように感じます。
3塁側:亜細亜大学
こちらは説明不要ですね。「戦国東都」の中でも屈指の強豪チームです。
亜大は國學院以上に万事素早い動き。控えの選手も声がよく出ていました。
写真のように全員坊主頭。大学野球では珍しいです。「亜大野球部は軍隊みたいに厳しい」とも言われています。賛否両論あるでしょうが。
白地に黒の縦じまユニ。他も黒基調。
胸マークは「ASIA」。
帽子マークは「A」と「U」を組み合わせた独特なデザイン。
この試合は第一試合とは打って変わってスピーディーな展開になりました。
どちらの投手もテンポ・制球が良く、更に野手の動きがキビキビしており、試合は早く進みました。
長時間移動で体力消耗している遠征者にとっては非常にありがたいことです。何しろ高齢者の一歩手前の人間ですからね。(笑)
試合が動いたのは2回。まず亜大が表に1点先制。しかしその裏、國學院の福永選手(オリックス3位指名)が打った瞬間それと分かる豪快なHRを放ち同点に。(上の写真)
その後はゼロ行進となりました。
再び動いたのは6回。今度は亜大の黒川選手が2ランHR。こちらも打った瞬間「行ったな」とわかるほどの軌道でした。
やはり東都に来る選手のレベルは高いですね。地方のリーグにもポテンシャルの高い選手は居ますが、全体の比率で見ると東都には敵いません。何しろ「人気の六大学」に対し「実力の東都」「戦国東都」ですから。
この2点で亜大が有利になるかと思ったのですが、その裏に國學院はすぐ反撃。集中打で一気に5点奪って逆転しました。この粘りが強さの一端なのでしょう。
最後まで見たかったのですが、他にもやりたいことがあったのでこの6回終了で球場から出ました。
その「やりたいこと」は人によって軽重は異なるでしょうが、私にとっては重要なことでした。
なお、試合結果は6-3で國學院の勝ち。実質6回で勝負がついたということです。試合時間は約2時間半。やはり大学野球だとこのくらいの時間がいいです。
現時点での順位は
1位:國學院
2位:駒澤
3位:亜細亜・青学
5位:日大
6位:中央
です。
そして今季ですが、リーグ戦終了後の入替戦は行われません。更に各部の優勝校が自動昇格・最下位校が自動降格するということもないようです。感染症防止対策と公示されています。
昨秋は2部優勝の青学が入替戦なしで自動昇格(※)という措置が取られたのですが、そうしたことによってこの春は1部が7校の奇数になり、リーグ戦の運営が複雑化しました。単に感染症対策だけでなく、プロも使用する神宮ですから日程の問題もあったのでしょう。
その為、数の調整策として春は入替戦で1部リーグの2校を一気に降格させる措置を取りました。同じことを回避する為に入替戦及び自動昇格を中止したのかもしれません。今季の各部優勝校には気の毒ですが、やむを得ませんね。
(※)昨年この自動昇格は2部・3部・4部全てで実施されました。
上は細かいネタ写真。
過去に何度か触れましたが 、大学野球の監督の背番号は「30」を採用しているリーグが最も多いです。
次いで多いのは「50」。
東都は「50」が監督の背番号で、この試合の國學院の投手がたまたま「30」だったので「30」「50」の揃い踏みになりました。
この遠征記は次回が最後です。
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- 事務局に通報しました。
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