露出度が低く、情報も少ない野球場(光陵グリーンスタジアム)
-
Mr.black
2022年03月24日 09:30 visibility1530
今回、高校野球春季福岡大会を観戦した場所は光陵グリーンスタジアム。2012年開場で今年がちょうど10周年の比較的新しい野球場です。
ところでこの野球場、高校や大学の公式戦で割合使用されているにも関わらず露出度が低く、情報も少ないので遠方から出向くには少々ためらいもあった場所です。
公共交通機関でのアクセスが悪いことが情報不足に影響しているのかもしれません。(これは後述)
グランドは内野クレー、外野天然芝。両翼98m、センター122m、と広いです。
照明はありません。
スコアボードは珍しく左中間寄りにあります。
建設された年度からすると選手表示が9人分しかなくDH制に非対応なのはマイナスポイント。
表示方法はLED式という記述と磁気反転式という記述があって定かではないです。
実際に見た限りでは得点部分がLED式(デジタル風表示)、チーム表示部分が磁気反転式(升目表示)のように感じましたが、なにぶん私の視力がさほど良くないのと、この日は選手名部分が非表示だったので確信がありません。(汗)
スタンドはバックネット裏と1・3塁側が長イス。外野が芝生席。屋根はありません。
バックネット裏から1・3塁側へ行くには緑色の出入り口から一旦スタンド後方に回って移動する方式です。
全体の収容数は公称で5,000人。
ただし今大会は収容数の50%が上限とされていました。座席に「×」がしてあるのはその為です。
ブルペンは1・3塁側スタンドの前面にグランドから区切られた状態で設置されており、これは安全面で良いと思います。
アマチュア球場としてはまずまずの設備なのですが、最大の欠点はやはり交通アクセス。
福北ゆたか線(筑豊本線)の「小竹駅」から離れており、コミュニティーバスしかないので、通常タクシー利用になります。片道10分程度で料金は千数百円かかりました。
もう一つの欠点は駅前・球場周辺共にコンビニなどお店が何もないこと。そもそも駅は無人です。
なので小倉駅で飲食物を購入して1時間以上も持ち歩かないといけないというかなり不便な思いをしました。
(飲料の自販機のみ球場にあり。)
そもそもこの鉄道自体が日中は1時間に2本しか便がなく、乗り換えも2回しなければならず結構な手間でした。この不便さが来場者数に影響し、情報数の少なさにも繋がっているのではないかと思います。
最後に。
出入り口の正面には写真パネルが4枚掲示されていました。この球場のこけら落としの際にプロ野球OBと地元の選抜チームとの親善試合が行われ、その時の写真だそうです。
年数が経過して色あせていたので、願わくば現在の技術で再生して欲しいものです。
遠征記はまだ続きます。
- favorite6 visibility1530
-
navigate_before 前の記事
面白いユニフォーム(茨城アストロプラネッツ)
2022年2月27日 -
次の記事 navigate_next
珍しい3分割のスコアボード(筑豊緑地球場)
2022年3月27日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件