牙城をどこまで崩せるか?(九州北部・1部リーグ:長崎国際大ー西日本工大戦)
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Mr.black
2023年09月21日 16:35 visibility327
前回の続きです。
九州北部・1部リーグ戦の第三試合は「長崎国際大ー西日本工業大戦」。
1塁側:長崎国際大(以下「長国大」)
実は今回一番見たかったのがこの大学。
2020年2月、コロナ蔓延前の四国遠征で、愛媛マンダリンパイレーツ(四国IL)とJFE西日本(社会人)の練習試合を観戦したことがあります。その時、愛媛MPの登板した投手が次々にJFE西に打ち込まれたのですが、最後に出てきた菅原投手がなかなかいい投球を披露したのです。
「いい投手だな。どこの出身?」と調べたら長崎国際大とのことで、それ以降この大学の試合を観戦したいと思っていたのです。
濃紺と白のツートンユニ。
胸マークは「NIU」。
久留米工大と同じく頭文字の略称ですね。第二試合に出た日本文理大も以前のユニマークは「NBU」でした。長い校名の学校はアルファベットの略称を用いるケースが多いです。
3塁側:西日本工業大(以下「西工大」)
リーグ再編成以降、優勝をほぼ独占している日本文理を唯一止めたのがここでした。(2021年春季)
近年、西武ライオンズに隅田投手がドラフト1位で指名されたので、西工大の認知度は上がっているかもしれませんね。
ここもユニのデザインは独特。
赤と濃紺の変則ツートンユニで、色が混じる部分は紫のグラデーションになっています。昔気質の私にとってはカルチャーショックなデザインです。
胸マークは二段で「Nishinippon」「KODAI」。
この試合はかなりのシーソーゲームになりました。
1回表、西工大が2点先制。しかし長国大がすかさず反撃し、3回裏には追いつきます。
するとこの後、点を取って取られてという混戦に。
長国大は私の予想以上に力がありました。サインミスの走者憤死もありましたが、打線は全般的によく打ちました。
今回はなるべく最後まで観戦したいと時間に余裕を持たせたのですが・・・想定外の事態で途中退場せざるを得ませんでした。
それは帰りのタクシー。試合会場の中津球場は駅から結構遠く、バスは当てに出来ません。そして6月の栃木県小山市の遠征で帰りのタクシーが捕まらず慌てた経験から早めに動いたのですが、今回もなかなか確保出来ず。
ようやく確保したタクシーの来る時間が迫った為、やむなく観戦を切り上げないといけませんでした。このタクシーを逃したら次確保できる保証が無かったからです。
以前に比べてタクシーが捕まえにくくなりました。運転手不足が原因のようです。これは今後の遠征の大きな難題になるかもしれません。
さて退場後の試合の方ですが、3-6の劣勢から9回裏一気に4点奪って長国大が大逆転勝利を収めたようです。結果を知って「うわ~、最後まで観たかった~」と悔しかったです。
これにより、現時点で長崎国際大が暫定首位になりました。
次いで日本文理大と西日本工大が並んでいます。
リーグ戦はこれからが佳境。はたして日本文理大の連覇を止めることが出来るのでしょうか?
大学のリーグ戦は東都のような戦国リーグもありますが、1強あるいは2強というのが通常多いです。個人的にはやっぱり戦国の方が面白いですからね。
長崎国際大と西日本工大の奮闘に期待したいものです。
次回は球場レポートです。
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