「新」中津球場 (ダイハツ九州スタジアム)

  • Mr.black
    2023年09月22日 08:35 visibility1008

今回「九州地区大学野球北部・1部リーグ戦」を観戦した場所は大分県中津市の市営球場。

正式名は「大貞(おおさだ)総合運動公園野球場」。現在はネーミングライツで「ダイハツ九州スタジアム」という名称になっています。

 

 

ところで中津市にはかつて別な場所に「中津市営球場」があったそうですが、老朽化や設備の貧弱さからそちらは閉鎖され、跡地は中学校になりました。

その代替球場として現在の場所に2015年春に建設されたのがこのスタジアム。なので一部では「新・中津球場」と言われることもあるようです。

建設後、まだ10年未満なのでキレイなスタジアムでした。

 

「旧・中津球場跡地」も訪問したかったのですが、時間に余裕が無かったのと、学校なのでむやみやたらにうろつかない方がいいかも、と考えて断念しました。

 

 

正面口右横にあるチケット売り場。

この試合は無料だったので関係ありませんでしたが、こういう場所がキッチリ存在するということは有料試合開催が結構あるのかもしれません。

 

 

内野クレー、外野天然芝。両翼100m、センター122m、の広いグランド。内野のファールゾーンは人工芝です。

照明はありません。

 

 

座席はバックネット裏が背もたれ付きの個別席。1・3塁側が長イス。

スタンドには比較的大きな屋根があります。

 

ところでこの日は残暑が厳しかったので前面に座る人はほとんどおらず、後方の通路で立ち見というのが圧倒的多数でした。

第二試合後半辺りから日陰の面積が広くなり、それ以降ようやく座る人が増えました。私も途中までは立ち見でした。暑かったのなんの。今年は本当に参りますね。

 

 

内野スタンドは途中で分断されており、通路が閉鎖されていたのでこの日こちら側には行けませんでした。画面奥のスタンドに写っている人はファールボール回収の係員です。

見えませんが、スタンドの奥側のポール際にはブルペンがあります。

 

外野スタンドは無し。

全体の収容数は公称で2,400人。

 

 

スコアボードはセンター正面にあり、LED式。

選手・審判名表示は無し。打順の所にポジション番号が表示されるのと、唯一打席に立つ選手名だけが表示されます。投球のスピード表示はあり。(カウントランプの左横)

 

ところで、表示が所々薄かったり消えたりしているのが分かりますでしょうか?

このLED、肉眼では普通に見えていましたが、カメラの画面で見ると表示が左から右へ波打つように流れているのです。その為シャッターのタイミングによってどうしてもこのようになってしまうのです。

何度撮り直しても上手く写らなかったので諦めました。シャッタースピードを調整すればキレイに写るのでしょうが、私のカメラでは出来ませんでした。

時々こういうLEDスコアボードに当たり、悩みの種になっています。全体が同時に点滅する方式のLEDだったらタイミング次第でスッキリ写るのですがね。

 

 

スタンドの左右に出入りの階段があり、降りた近くに飲料の自販機が設置されています。しかし食べ物を確保出来る店等が球場周辺には無いので持参が必須です。

トイレは階段を上がった正面にあります。

 

この球場最大の欠点は公共交通機関でのアクセス。バスは当てにならず、実際のところタクシーでないと行けません。JR「中津駅」の南口からタクシーに乗車し、片道10分少々で運賃は2,000円前後でした。

ひとつ前のブログにも書きましたが、このタクシーの確保が厳しかったです。特に帰路はなかなか捕まりませんでした。

 

 

コロナ前はさほどにも思いませんでしたが、ここ1~2年どこに行ってもタクシーの数が減っていると感じています。更に運転手さんの高齢化も目につくようになってきました。

最近ではバス会社の廃業、一部路線廃止、便数の削減などのニュースも聞きますね。特に地方に行くほどその影響を実感しています。

これからの地方遠征時、大きな足かせになってくるだろうと不安になっています。

 

 

カメの手も借りたい。

「おつかめさまです」byニータン。

 

次回が最後。

九州連盟の簡単な説明を。 

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