私も時間切れ。連盟も時間切れ。(近畿リーグ3部:兵庫県立大ー奈良大戦)
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Mr.black
2023年10月04日 08:54 visibility374
前回の続きですが、先にちょっと余談。
今回、近畿リーグ3部を観戦した場所は堺市の原池(ばらいけ)球場。
開場時よりネーミングライツで「くら寿司スタジアム堺」となっています。
ところで、球場から徒歩5~6分くらいの場所におあつらえ向きに「くら寿司」があるんですよね~。
今回は第一試合と第二試合の間にここで昼食。正に思うつぼでした。(笑)
さて、本題。第二試合は「兵庫県立大ー奈良大戦」。
第一試合とは真逆で、この両校はここまで全敗。どちらも「勝って最下位を脱したい」思いで臨んだことでしょう。
1塁側:兵庫県立大(以下「県大」)
白ユニに黒基調。帽子が黒でヘルメットは白。
胸マークは二段で「HYOGO」「KENDAI」。
余談ですが、阪神リーグの2部西地区に「兵庫大」が加盟しており、そちらは私学です。
3塁側:奈良大
公立っぽい校名ですが、私学です。
青と白のツートンユニ。
胸マークは二段で「NARA」「university」。
高校の「奈良大付属」は甲子園出場歴があり強いのですが、大学の方は強化されていないのか3部に所属。時々こういうケースがあります。実際のところ、奈良大のベンチを見たら選手の数が少なかったです。
私学でも強化されているところと、そうでないところがあるのですね。
この試合は点の取り合いになりました。
1回表に奈良大が1点先制。すぐその裏に県大が連打で3点取り、あっという間に逆転。
その後も取って取られての激しい乱戦。
5回終了時点で8-7になりました。
この時点で既に1時間45分もかかる長い試合。地元大阪での試合なのでなるべく最後まで観るつもりでしたが、夕方に予定もあったのでやむなく時間切れ撤退。
・・・ところで、3部リーグ戦だった為か知りませんが、時間制限が設けてあったようです。
約2時間半で打ち切られ、8-7のまま8回コールドで奈良大の勝ちとなりました。
そう言えばすっかり忘れていたのですが、前回観た2部リーグ戦でも試合途中で打ち切られたのを思い出しました。その時は「コロナ対策の時短」だったのか「連盟規定の時間制限」だったのか場内アナウンスで詳しい説明が無かったので不明でしたが、どうやら後者だったのでしょう。
この日は5回終了でのグランド整備も無く、すぐに6回表になりましたから「下部リーグは時間制限適用」なんですね。まだまだ知らない事が多いです。
最後にいくつか補足説明を。
前回2部リーグを観戦した時はまだコロナ禍だったので、挨拶は1・3塁の各ダッグアウト前に整列して行われていました。
しかし今回は従来通りのホームベース周辺での挨拶に戻されており、ようやく以前の日常が戻って来たと感じることができました。これは本当に嬉しいことです。
マイブーム。近畿リーグの監督の背番号は「50」です。(写真は羽衣国際大)
<近畿リーグの現時点での構成>
1部:和歌山大・神戸大・大阪公立大・奈良学園大・阪南大・大阪観光大
2部:大阪大・奈良教育大・大阪工大・大阪大谷大・神戸医療未来大・太成学院大
3部:大阪教育大・兵庫県立大・羽衣国際大・奈良大・東大阪大・(大阪歯科大)
順位とは関係なく、各リーグ共に国公立大を前側に列挙しました。1部の前3校、2部の前2校、3部の前2校が国公立大です。
通常1部リーグは私学が席巻するのですが、このリーグは国公立の健闘が目立っています。今季の1部は和歌山大が優勝。
なお、( )した大阪歯科大は数年前からリーグ戦不参加です。脱退はしていないようですが、おそらく部員不足で休部に近い状態になっているのだと思われます。
なので3部リーグ戦は現在5校で運営されており、その為1日2試合しか開催出来ないわけです。歯科大の復帰、もしくは新規加盟校の出現を待ちたいものですが、昨今の野球競技人口の減少を考えると逆パターンもあり得ますね。
実際のところ中国地区リーグが4部制から3部制になったり、南東北リーグの2部が消滅したりしていますし、この点が気がかりです。
今回の観戦記はこれで終わりです。
野球シーズンも残り短くなりました。もうちょっとだけ活動したいと思っています。
読んでいただきありがとうございました。
- 事務局に通報しました。
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