バラエティー豊かな座席(鳥取布勢球場・ヤマタスポーツパーク野球場)
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Mr.black
2024年09月24日 08:35 visibility353
初の鳥取遠征で倉吉市営球場の次に訪問したのは「鳥取県営球場」。
正式名は「鳥取県立布勢(ふせ)総合運動公園野球場」、現在はネーミングライツで「ヤマタスポーツパーク野球場」になっています。
前回ブログで書きましたように、現在鳥取県内の高校硬式野球の主要会場はここと米子市民球場の2箇所になっています。(倉吉はサブ会場)
グランドは内野クレー、外野天然芝。両翼92m、センター120m。これは倉吉と同じで昔の規格です。メイン会場として出来れば両翼を拡張したいものでしょうが・・・。
照明は4基。照度は不明です。
スタンドの座席はバラエティー豊か。
バックネット裏が背もたれ付きの個別席。
1・3塁側が長イス。
その先のいわゆる「応援団席」は前半部が背もたれ無しの個別席で、後半部がコンクリート階段席。
外野が芝生席。
全体の収容数は公称で11,000人。
バックネット裏には大きな屋根があり、この日はカンカン照りの猛暑だったので助かったのですが・・。
倉吉と同じく、その代償として視界はこうなります。
支柱はスタンド中段に設置されているので、前半部に座れば視界良好なのですが、日陰でも熱気がこもって蒸し暑かった為、途中からは風が通って涼しい後半部に移動しました。臨機応変にしないと熱中症になりますね。今年は本当にキツイ。
支柱が多いのはやはり積雪対策なのでしょうね。
スコアボードはセンター正面。この日は選手名表示は無し。
得点部の下に一列の表示スペースがあります。(オレンジの文字)
ところでこのスコアボードの表示がLED式なのか、磁気反転式なのかは不明です。LEDっぽい反面、表示の出し方が磁気反転式っぽくもあり、公式HPでもその点が明示されていませんでした。
出入口にはスロープがありました。近年はこういうバリアフリーが標準設備になりつつあります。
スロープ設置が難しい球場ではエレベーターが作られているケースも。
交通アクセスは倉吉同様少々不便です。
最寄り駅は「湖山駅」ですが、徒歩で25~30分くらいかかるようです。この酷暑でそんなに歩けません。そもそも鳥取駅から湖山駅への移動が面倒でした。
そうなると鳥取駅からバスかタクシー利用になり、バス便が少なかった為やむなくタクシーを選択。
片道12~15分ほどで、料金は2,000円程度でした。(2日続きで痛い~)
ところで前日の倉吉も、この日の鳥取も乗ったタクシーは「現金支払いのみ」となっていました。乗車時に運転手さんが「うちは現金だけですが、大丈夫ですか?」と確認してきました。
昨今キャッシュレスがトレンドになっていますが、あまりそちらに傾倒して現金を持ち歩かないとこういう時に痛い目に遭います。幸いアナログ人間の私は全く問題無かったのですが、この点ご注意ください。
こんな暑さでは「じゃ、いいです~」なんて言えませんからね。
そして既述の通り、この球場は郊外の総合運動公園の中にあるので飲料はともかくとして、食べ物の調達はしづらい場所です。基本的に持参がベストです。
初訪問だった鳥取ですが、硬式高校野球の県大会で利用される球場は3箇所しかありません。
その内の2箇所を踏破したので、残すは米子だけになりました。
「次に米子へ行くことがあったら、それでもう鳥取とはお別れになるんだな」と名残惜しい気持ちで帰りました。
最後に。
今回の鳥取訪問で未踏破県は残り6県となりました。(青森・岩手・秋田・山形・島根・沖縄)
沖縄は厳しいので、せめてあと5県開拓したいと思っています。ここに居る間に実現するかは微妙ですが、可能な限り挑戦したいものです。
長い話にお付き合いいただきありがとうございました。
台風の影響で天気予報が悪く心配でしたが、幸いなことに2日間とも観戦出来ました。全てに感謝を。
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