
仙台六大学のリーグ戦会場(東北福祉大野球場)
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Mr.black
2025年09月20日 09:31 visibility137
今回、訪問した野球場2箇所のレポートを。
まずは初日に訪問した「東北福祉大学野球場」から。
↑ スコアボード背面に球場名が書かれています。こういうスタイルは時々ありますね。
↑ 正面口。右側の階段は閉鎖されており、左側から上がって入場します。
仙台六大学のリーグ戦は余程のことが無い限り全てこの球場で開催されます。
実際に行ってみるとそれも納得の施設でした。
グランドは全面人工芝(2019年4月に改修完了。それ以前は内野クレー、外野天然芝)。
人工芝は神宮球場と同じ仕様の物が使われているそうです。
両翼93m、センター123m。センターが深いのが特徴で、この為にフェンスギリギリで捕球されるケースがありました。他所だったらスタンドインだったと思われます。
バッターボックス後方に図形っぽく「TFU」と大学の頭文字が描かれています。
ブルペンはスタンド側に食い込み、フェンスで区切ってあるスタイル。バッテリーの安全の為にはこれがいいですね。更にこれだと投手が試合展開を確認しながら肩を作れますし。
リーグ戦が行われるものの、基本は福祉大野球部の練習場なので、場外には複数人投げれるブルペンもあります。充実した設備ですね。強いはずだわ・・・・。
照明は4基あり。ただ、規模が小さめだったのでナイター開催が出来るのかどうかは不明です。
夜間練習だったら十分でしょう。
スタンドはバックネット裏前半部が区切りのあるイス(一見、長イスっぽい物)。
後半部と、1~3塁側ダッグアウト辺りまでが長イス。
その横がコンクリート階段席。更にそれ以降~外野が芝生席。
全体の収容数は不明。屋根は無し。
バックネットの鉄骨支柱が縦横に組んであり、視界が悪い場所が結構ありました。
バックネット裏本部席の建物近くには加盟6校の校旗が掲揚されていました。こういう光景は初めてで印象的でした。大学所有の球場なのでこういうことが出来るのでしょう。
そして1塁寄りにはテントが設置され、そこでは実況中継が行われていました。ローカル局の放送、あるいはネット配信なのでしょう。
ちなみに赤で囲んだ1・3塁ダッグアウト上の長イス部分は応援団席となっており、このエリアでの写真撮影は禁止されているので注意が必要です。(おそらくはチアの盗撮防止対策と思われます)
明示されていませんが、おそらくこの応援団席には一般客は座れないと思います。
一方、コンクリート階段席と内野途中~外野の芝生席は尋ねたら「立ち入りOK」だったのでウロウロ徘徊させていただきました。
スコアボードはセンター正面でパネル式。黄色で囲んだ部分に投球スピードが表示されますが、かなり小さくて見づらかったです。
面白かったのは選手のポジション表示。「DH」以外は漢字表記でした。
(※)どこだったか忘れましたが、「DH」を「指」と表示している球場があったと思います。
上の写真は入場口のチケット売り場。料金が大きく明示してあり、運営側が手馴れていると感じました。
なお、トイレは場外にあるので、チケットは携行が必須です。(飲料の自販機は場内・場外両方にあります)
問題はアクセス。
仙台市内のかなり郊外(青葉区)にあり、基本マイカーでの来場が想定されています。駐車場スペースは比較的多くとってありました。
公共交通機関では2ルートあり、今回私が選択したのは仙台駅西口からの市営バス利用です。(←これが大学のHPで紹介されているオーソドックスな交通手段)
西口バスターミナル13番乗り場から「貝ケ森・国見ケ丘行き」に乗車。終点の「国見ケ丘三丁目福祉大野球場前」で下車。乗車時間は45~50分ほど。運賃は390円。
バス停から大学の敷地内を歩いて野球場正面口までは5~7分程度。
乗車時間が長いことと、バス便が平均1時間に2本というダブルパンチで結構大変でした。
大学野球のリーグ戦はこのように加盟校のグランドで行われことも多く、その中にはマイカーでないと行けない場所もあり、それに比べればまだマシな方ですがね・・・。
未開拓のリーグで、試合の大部分が加盟校の野球場で開催されているケースでは今後も苦労しそうです。汗。
↓ 下は大学敷地への入場ゲート。バス停はゲートに向かって左側。ここから少し離れています。
次回は花巻球場のレポートを。
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