
カープのキャンプ地は非常に趣のある土地(天福球場・及び油津周辺)
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Mr.black
2025年10月25日 08:39 visibility54
清武の「SOKKENスタジアム」でフェニックスリーグを観戦後、宮崎市内で宿泊。
翌日は試合が無い休養日で「さて、どうしようか?」と思案した末に「観光じゃなく自分はやっぱり野球場見物」と決めました。訪問先は悩んだのですが、日南市の「天福球場」を選択。上は球場最寄りのJR日南線「油津駅」の看板です。
長年カープがキャンプ地にしているので、周辺はカープだらけ。駅舎がまず凄いですよね。
駅のすぐ横に大きな矢印看板が。こういうのが一番ありがたいです。
初めての慣れない土地で駅から降りた途端「さあ、球場への道はどっち?」と立ちすくむケースが時々ありますからね。
そして途中からは道路に赤の塗装が。これは球場までの道しるべとなっています。お陰で迷うことなくスムーズに進めました。
駅から南へ徒歩7~8分くらいで球場へ到着。かなり凝った外観です。
「あわよくば球場内の見物でも出来ないか?」と、下心ありありで辿り着きましたが、階段手前に「関係者以外これより立ち入り禁止」の看板が。この他、外周通路付近にも同じ看板が設置されていました。
おそらく私と同じような魂胆で訪れる者が時々居るのでしょうね。見事に頓挫しました。(笑)
でもこの凝った外観を見られただけでも満足でした。海外のスタジアムみたいですね。
なお、前回の清武第二球場とは異なり、天福球場は内部を見られなかったので訪問数にカウントせず、289箇所のままでストップです。
さて、日南線は非常に本数が少ないので、お隣の南郷へ行くにも宮崎市内に戻るにもかなりの待ち時間が発生します。本数がそれなりにあれば西武がキャンプで使用する南郷球場の外観だけでも見物したかったのですがね。(そして宮崎方面へは何と2時間半以上も便がありませんでした。大汗)
なので腹ごしらえ。油津駅の近くに「直ちゃんラーメン」というお店があり、そこで昼食を。このお店はキャンプやフェニックスリーグの時にはカープの選手も利用しているらしいです。店内にはサイン色紙やカープ関連の掲示物もありました。
ピンボケになってしまいましたが、これは入口の地面に設置してある新井監督のスパイク銘板です。
注文したラーメンAセット。かなりあっさりで臭みの無い豚骨ラーメン。スルスルと食べられました。
驚いたのはチャーハン。子供の頃、近所にいくつかあった大衆食堂や町中華の「焼きめし」の味にそっくりで、何とも言えない懐かしい気分になりました。
「こういう味って今でも全国各地に普通にあるのかな? たまたま自分の生活圏周辺に無いだけなのか、それとも希少なのか? とにかく嬉しい」と思いました。
時間はいっぱいあるので更に周辺を散策。これはアーケードの商店街通りを抜けて数百メートル歩いた先にあった石造りの堀川橋。有名かつ貴重な石橋のようです。
下を流れる川は飫肥(おび)杉の船積み及び輸送の為に作られた人工運河で、飫肥藩の当主が長年かけて作らせたとのこと。飫肥杉は貴重な資源であり、財源だったのですね。
ちなみに上は観光列車の「海幸山幸」ですが、車体横の茶色い部分には飫肥杉が使われています。列車の外装に木材が使用されるのは珍しいですね。そして外側だけでなく、車内にも飫肥杉がふんだんに使われているそうです。乗ってみたいな・・・。
油津駅~油津港周辺は非常に風情のある街並み。その為「男はつらいよ」のロケ地になったようです。
私は「寅さん」に詳しくないので説明出来ません。汗。
もう少し先には「赤レンガ館」が。こちらも貴重な文化財だそうです。
2階部分は有料でレンタル出来ると書いてありました。(1階は事務所)
とても趣のある土地なのでもっと周辺を徘徊したかったのですが、電池切れで駅へ舞い戻り。苦笑。
上2枚はどちらも油津駅内。外も中もカープです。
今回お試しで訪問した油津駅と天福球場。
みやざきフェニックスリーグの会場で未訪問・未観戦なのは残り5箇所。
北からお倉ケ浜(日向市)・西都原(西都市)・都城(都城市)・天福&南郷(日南市)です。
個人的に行くのが大変な宮崎県なので三度目の訪問ができるかどうかは不明確です。
仮にもし次回狙うとしたら・・・今回のお試しで「弾丸ツアーでの南郷と天福はかなり厳しい」というのが判明し、西都原は元々無理(車が無いと無理)なので「お倉ケ浜か都城あたりかな~」と。まあ、現時点では絵に描いた餅状態ですがね。
今回の宮崎遠征記はこれで終了です。長い話にお付き合いいただき感謝しております。
それにしても野球シーズンも残りほんの僅かとなってしまいましたね。名残惜しい。
- 事務局に通報しました。

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