大学野球における投手最高の栄誉とは

 この日記、全日本大学野球選手権が始まる前に書いておくべきでしたが・・・


 


 大学野球における最高の栄誉とは「選手権」と「明治神宮大会」での優勝に違いないでしょう。


 


 そしてそこにたどり着くにはまず「春」と「秋」の「リーグ戦」で優勝しなければなりません。


 


 そして「リーグ戦」は6校総当りの勝ち点制で優勝を争います。


 


 とすれば最高の成績は10連勝による完全優勝。


 


 それがだめなら全校から勝ち点をあげる10勝での優勝。


 


 そして投手にとってはシーズン10勝が考え得る最高の成績ということになるでしょう。


 


 そんなすごい成績を挙げた投手を見たことが、僕は大学野球を真剣に見始めた中学生の頃から1度もありませんでした(おられたのかも知れませんが、新聞やTVで報道されているのを僕が見ることがことができませんでした)。


 


 しかし、今大会でそんな素晴しい成績をあげた投手がついに現れました。


 


 日本体育大学の辻孟彦投手です。


 


 リーグ新記録のシーズン10勝と5完封。


 


 9連覇を狙った東海大を抑えての堂々の優勝。


 


 大学野球における投手として完璧とも言えるの成績を収めたのですが、辻投手は高校では何と投手としては控えに甘んじていたというのです。


 


 2007年の夏の甲子園に京都外大西から出場したものの、当時は打力を生かして四番一塁手としての出場。


 


 投手として開花したのは大学入学後だったといいます。


 


 本当に、「可能性」というものは目標をもって努力している限り、いつか花開くものだと感じました。


 


 辻投手にはぜひこの大会でも活躍して欲しいです。


 


 


 


 

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