映画「がんばれ!ベアーズ」

 今日は休みでした。
 球場に高校野球を観に行くには絶好の日でした。
 しかし、一昨日は母校が、そして昨日は龍谷大平安が敗れてしまいました。
 気持ちが盛り上がらず、家で仕事の書類整理や掃除、そして自家製梅干しの土用干しをして過ごしました。

 ただ、録画しておいた映画「がんばれ!ベアーズ」(1976年 アメリカ)を観ることができました。
 「いい映画だ」とは噂で聞いていましたが素晴らしかった。
 ストーリーは極めてシンプル。
 リトルリーグの弱小チームが風変わりな監督と個性的な好選手の「補強」によって生まれ変わり、相乗効果で強くなって行く・・・というものです。
 しかし、日米の野球文化の違いを随所に見ることができて、観ていて最後まで飽きません。
 
 映画で、子供たちのユニフォームのスポンサーを監督が探しに行く場面がありました。
 そして、出来上がったユニフォームは、背番号がユニフォームの前に小さくついていて、背中はスポンサーの広告が入っているのです。
 それもベアーズだけでなく、相手チームもそうでした。相手チームは背番号が袖についている違いはありましたが、とにかく背中には番号ではなく広告が入っているのです。
 賛否両論あるかと思いますが、わが町のこどもたちのチームを地元の企業や商店がユニフォームを贈ることで応援する・・・これは意義のある事だと思います。
 そして、映画を見る限り、ベアーズのような弱小チームでも「HOME」「VISITER」のプレートがベンチについた専用球場(?)を持っている様子。もちろん、外野は芝生。しかも簡素ながら場内放送まで整っている。
 これで気分はメジャーリーガー。
 こどもたちの気分を盛り上げる工夫がされていると感じました。ただ、大人たちが交代で球場の管理などもしているのでしょうか??ちょっと大変かも。
 しかもこれは1976年の映画なのですね。
 現在のアメリカのこどもたちも同じような環境の下にベースボールをプレーしているのかな?
 もっと洗練された雰囲気になっているのかな?

 私は野球映画が大好きですが「がんばれ!ベアーズ」もそのラインナップに加えたいと思います。

 今、思い出したのですが、私が子供の頃、父がハワイに出張に行って(お寺の修理だったと思います)、そこで一緒に仕事をした日系アメリカ人の方からご子息が入っておられる野球チームのキャップをお土産に頂いてきたことがありました。黄色と黒のキャップでヘッドマークは「K」一文字でした。あのキャップ、どこへ行ったんだろう・・・。
 
 

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