阿久悠さんの様になりたい
-
こじっく
2010年08月01日 09:50 visibility146
僕は阿久悠さんを尊敬しています。
そして誠に畏れ多いことながら阿久悠さんの様になる…いや、一歩でも近づくことが人生の目標であります。
阿久悠さんは日本を代表する作詞家であり、後世に残る作品を残した作家であり、希有なプロデューサーです。
ものを感じる心と表現する技術を極限まで高められた巨匠。
僕は阿久悠さんの作詞家作品群が大好きで、ほぼ毎日全く飽きずに聞いています。
特に沢田研二さんの歌われた作品群には心を奪われっぱなしです。
また、何と言っても阿久悠さんは天下の野球通!
しかも阪神ファンでありながら、ライオンズやホークスの歌も作詞されるという野球界全体の発展を願っておられた本物の野球ファン。
甲子園大会の試合は全部観ておられたほどの高校野球愛好家。
その野球熱と感性の結実した作品が「瀬戸内少年野球団」であったと思います。
僕は小学校6年の7月のある日、テレビで映画の「瀬戸内少年野球団」を観て震えるほど感動しました。
最大の失礼なことを書かせて頂きます。僕の感性と言葉を紡ぐ力が百倍増し、いや一万倍になれば僕は阿久悠さんと同じことを思い同じ作品を書くことでしょう。
僕は「ひょっとして自分に似ている部分があるのでははないか」と勝手に思っている歴史上の人物が二人おられて、一人は関ケ原の戦いに敗れ豊臣家に殉じた石田三成公、そしてもうひとりは阿久悠さんです。
3年前の今日8月1日、阿久悠さんはこの世での活動を辞して旅立たれてしまいました。
しかし阿久悠さんの作品はいつまでも普遍の輝きを失わず、むしろ時間の経過とともに磨きがかかり増してゆくのではないかと思います。
甲子園大会の開催される8月に逝った阿久悠さん。
スポーツニッポンに長年書かれた「甲子園の詩」で描いた最後の試合は早実と駒苫の決勝再試合でしたね。
今年も阿久悠さんが作詞された「あぁ甲子園 君よ八月に熱くなれ」が流れる季節がやって来ました。
阿久悠さん、今年も我々全国の今年も高校野球ファンと一緒に熱戦を見守って下さい。
- favorite10 visibility146
-
navigate_before 前の記事
我的愛球史 第34話 「泣かないで、イノマティー」
2010年10月22日 -
次の記事 navigate_next
我的愛球史 最終話 「阪神が強いと楽しい。だけど・・・」
2010年11月20日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件