パラグアイvs日本


どうにもこうにも坂本隊長が不良だったけれども、


セカンドオニオン(二つ目の玉葱)だかなんだかで別の病院に行ってみたら


百日咳というやつだったようである、やっパリジェンヌ。


 


ちなみに一つ目の地元の病院では抗生物質やら他のクスリやらも貰ったのだけれど、


その抗生物質は「百日咳にもなんとかプラズマにも効くからね~」と言われ、


それを飲んでやや症状はおさまったがその後しばらくしたら咳が復活して、という次第であった。そしてその一つ目の内科医院の受付の方は若干、


堀北〇〇に似ている感があるのだけれど、


堀北〇〇に、特に思うところはない。


 


といういつもの様な閑話休題から始まったけれども、


先日の観戦記どおり、


スーー(あるいは  『ーツー』  )にて観戦した決勝トーナメント1回戦。


先日のデンマーク戦でも皆様若いなあと思っていたけれど、


さらにノリがおかしくなっているようで画面に選手が映る度に


「〇〇かっこいい~」というような次第。


こじんまりとしたお店なのだけれど、隅っこのほうでもともと小さい体(と脳味噌)を


さらに縮ませて観戦。


 


お互いが守備を大事にするチームであったけれど、どちらかというと地力に勝るパラグアイがポゼッションも高く、「攻めなければならない展開」(パラグアイにとってはやりにくかっただろう)に。けれども、日本は相手にリズムをつかまれるシーンがありつつも、パラグアイのミスもあり、また忍耐強いディフェンスもありで、なかなかパラグアイゴールになりそうな気配がしない。カウンターを狙う日本もパスの精度、判断のスピード、慎重になる選手の押し上げなどで攻撃のスピードが落ちるシーンが多かった。加えて前線の選手はとくにきつい時間帯が長かったと思うけれど、決定的といえるシーンはほとんどなく、PKで勝利を収めたのはパラグアイであった(記録ではドロー)。


 


以下個人採点


川島6.5 キックミスは一度か。安定感ある出来であった。闘莉王を潰しかねない激突シーンでは次長課長すべきであったか。


駒野6 やや軽いプレイもあったけれど、ドイツのときを思うと


彼がしっかりと絶え続け、貢献していたのは素晴らしい。


中澤6.5 強く、高く、日本の守備と誇りを支え続けた。


闘莉王6.5 ヘディングの強さに加えてディフェンスからの工夫あるパスなどでチャンスの起点に。


長友6 集中力高く、相手のストロングポイントを消し、時には逆サイドまでカバー。


阿部6 ややつなぎにミスや背後から掻っ攫われるシーンもあった。守備のカバー、スイッチ、人につくのもスペースをふさぐのもしっかりとこなす。


長谷部6.5 キャプテンらしい責任感のある働き。ボールをつなぎ、キープし、チャンスを作るという視点からはもっと、という期待もあるけれど。


遠藤6.5 セットプレイのキックは惜しかった。落ち着いたプレイでしっかりと時間を作り、


味方のディフェンス時にはきっちりと守備をこなした。


松井6 彼らしいフェイントなどで見せ場を作る。


大久保6 シュートは「打てばいい」「打たなきゃ始まらない」という過程を重視しているよう。


あと一歩なのだけれど。しかしよくファイトしていた。


本田6.5 コンビがうまくいかないこともあったし、動き出しが悪い部分もあったけれど、


するすると上がったときにはウマイ位置でボールを収める。左足を相手に意識させてからのスルーパスもあった。


 


岡崎6 力みのような焦りのような・・・。チャンスはまだある。


憲剛6.5 知性と勇気のあるプレイをしっかりと見せていた。結果には惜しくも結びつかず。


玉田は略。


 


しつこいようだけれど、


ドイツで何故勝てなかったのか、


とりわけ黄金世代と言われたメンツのチームを


おそらく見てきたであろう谷間世代と言われた面々や、


ドイツで悔しい思いをした面々やが、きっちりと経験をチームに落とし込んだのが大きいだろう。


 


長谷部が次はJをとコメントしたのは、多くの皆様が


中田ヒデのジョホールバルでのコメント、1997年のことを


想起させたのではないか。


私がこれから注目しようと思うのは


今大会で活躍した選手の海外移籍もそうだけれど、


ヴェルディの運営がJにゆだねられ、決して健全な対応ではないだろうと思いつつも


それが今後にどんなものをもたらすか、にアルトバイエルン。それはウインナー。


 


 


 


 

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