２０１１年からは血出痔だね。

自分の前の席に座っていた女の子がとてもかわいかったので

ゲームはあんまり見ていないのだけれど、観戦記。

たしか７連敗中の浦和がどうなっているか、そして

金髪になった梅崎がどんな不敵な笑みを見せるか、くわえて

田中達也が復帰というのを見たくて「磯野、野球しようぜｂｙナカジマ」

もとい、いそいそと埼玉スタジアムへ。

レッズはどうやって裏を取れるようになるかというのがポイントだと思うのだけれど、

今日に関してはエジミウソンが相手に競り勝って、個の力で裏を取っていた。

エジミウソンのワントップにエスクデロと原口のウイング、ポンテがトップ下という構成であれば、

やはり若い両翼がもっと裏を取る動きが出来なければ、

いつも今日のようにはいかないだろう。

対する山形は

全体的に体格・フィジカルで劣る中、長谷川を欠く布陣。

北村と古橋のトップに宮沢と宮崎、佐藤、宮本で構成される中盤に、石川、小林亮のサイドバック小原と園田のCB、清水健太がGK。

私の考えではこれだけ「宮」が多いなら、神戸の宮本恒や、横浜の小宮山などはぜひ獲るべきだろう。あとは北村がトップなら右サイドに大分の東、左サイドにジュビロの西、ＧＫにレイソルの南を取るというのもありだろう。もちろんトップの相方は北島。チーム東西南北。

フィジカルが比較的強いであろう長谷川を欠き、秋葉もベンチスタートのため、ボールを動かしつつも、相手と接触しないように急ぐというのは日本代表のようでもあったけれど、

パスミスが目立ったのが痛いところ。それも激しいマークを受けているわけではない場面でそれがあっては致し方ない。

ゲームは左サイドから原口があげたクロスを山形ＤＦが触るもボックス右サイドのエスクデロのところに落ちてきて、エスクデロが右足のトラップから中央に戻るように進んで左足ファーサイドへのここしかないというところへのシュートが決まり、先制。

続いて原口がペナルティエリアにドリブルで侵入し、相手に倒され、転がってきたボールを持ち出そうとしたエジミウソンも倒されPK、すなわちパンツきつい。もといペナルティキック。

ポンテが決めて２−０となる。

山形は左サイドから確か宮沢だと思うが、山田ともう一人（場所的には阿部？動き的には坪井に見えた。）のプレッシャーから粘って低いクロスをあげ、闘莉王届かず、古橋が決めて１点差。

後半、右サイドから形を作り、（多分）啓太からエジミウソンへのくさびが入ると、ゴールに背を向けたエジミウソンが柔らかく、自分の右側にボールを置くように落としのパス、猛然と突っ込んできた左サイドバックの細貝がゴール。

トドメは右サイドからのセットプレイ、ファーで競り勝った闘莉王が胸トラップから、左足でシュートすると山形のDFに当たってゴール。

４−１で浦和が久しぶりの勝利をあげた。

以下個人採点

浦和

都築６　よいセービングも見せたけれど、キックと言い、もう少し安定感がほしいところ。

山田のぶ６　前半終わりごろから暑いしバテているのではとも思ったが要所をらしく締めた。

坪井６　ひやっとさせるシーンを毎回一度は見せるのは、お約束か・・・。「やられる」シーンは一つのゲームでほとんどないが「やっちまった」シーンは毎ゲームあるようなきがする。。。

闘莉王６　ゴールを決めたし前への強さは見せたが細かい動きでのキレを欠いたか、裏を取られるシーンがあった。

細貝６　判断力にもっと磨きをかけなければいけないが、あのゴールは思い切りのよさが光った。

光ったと言えば、私が見ていたのは南側バックスタンドであったのだけれど、途中から見ていた１２ｍくらい前方の方が焼け付く西日に頭皮を守るすべ（とブツ）がなく、かわいそうであった。

恐らく今頃お風呂で頭皮の皮がむけているだろう。

啓太６　らしいポジショニングで相手の攻撃の目をつむ。ゲームの流れを読み、無理に前に行くようなことはせず。ただパスミスもあった。

阿部６　堅実なプレイとフィジカルの強さで山形の前に立ちはだかった。

エスクデロ６　素晴らしい先制ゴール。但し、止まってボールを貰おうとしているシーンが多く、

改善の余地は大井競馬場にある。怪我で前半途中まで。

ポンテ６　チャンスに絡んだがややボールを持ちすぎるシーンもあった。

原口６　少年が男になろうとしている。清水に止められたシーンは相手を褒めつつ、次は決めなければならないだろう。

エジミウソン６．５　フィジカルで優位に立つ。決定的に近いシーンを外す場面もあったが、味方のゴールをお膳立て。

交代選手

梅崎６　交代で入るときの雰囲気からして確かに不敵であった。もっともっと出来ると思うが、幾度もうならされた。←別に私が寝ていて悪夢を見ていたわけではない。

堀之内６　しっかりと自分の仕事をこなした。ちなみに前に座っていた女の子は堀之内のユニだった。渋い。彼が出てきたときにその子のお母さんが「２０（背番号）だよ、一緒だよ」と言うと喜んでいた。

達也は採点略。ゲーム前にサブとして紹介されたとき、そして交代で彼が出てきたときの浦和サポの拍手と声援には感動した。愛されてますなあ。

山形

清水健太５　原口のシュートを止めたシーンなどは良かったが。あとのゴールはいかんともしがたいか・・・。

小林亮５．５　左SBの石川の左足には注目していたが、彼の右足も武器だろう。どれだけフリーでチャンスに絡めるかで今後がかわってくる。

園田４．５　エジミウソンの強さや原口のドリブルに翻弄された感がある。

小原５　エジミウソンとの勝負には分が悪かった。しかし彼が勝たなければ。

石川５　ほとんどセンターバックに近い位置でプレイ。負傷したか、途中でしりぞく。

宮本５　味方を助けるべくよく走ったが。

佐藤５　以前彼を見たときとは違っていた。もっとクレバーで落ち着いていて、正確な左足を持っているはず。次に期待したい。

宮崎５　パスミスが多く、危険なシーンは作り出せず。

宮沢５，５　粘り強く戦い、クロスを送った。

古橋５．５　肉弾戦では分が悪かったが、うまく相手から離れたときは良いプレイを見せた。

北村５．５　裏を取ったり、相手ＤＦの前に入ったりと良いポジションを取ったけれども、最後のプレイに精度を欠いた。

交代選手

秋葉５　苦しい展開で、持ち味を出すまでに至らず。

赤星５　気合が空回りしたか、ゴールを演出できなかった。

ファグネル５　コンディションが良くないのか終盤のみの出場。ただ、長谷川がいないことの影響が大きく、古橋も北村も長谷川が競ってくれたあとに、というタイプなだけに、フィジカルに優れているようである、ファグネルをもっと長い時間使っても良かったのではないだろうか。

ブダペスト二郎２．５　前の女の子が振り向いたときに一生懸命目を合わせようとしたが、なかなか合わず。ようやく合ったときに変顔を拵えるもシカトされる。両脇に座っていらっしゃった両親から攻めるべきだったかもしれない。また、変顔を作っても、作る前から変であってはなかなか難しいか。

よりよい戦術が必要である。