大宮アルディージャ vs セレッソ大阪

ご飯を食べられるお店で


ひゃひゃひゃひゃひゃ。


とイヤラシイ笑い声を出さないようしたほうが良い。


なぜなら冷たい水が5杯出てきかねないからだ。


ドクターペッパーって「胡椒博士?」かどうかが気になる派、コーチパーカーです。ウソです。それにしてもコチパカさんお元気かしら、あたま悪っ!蔵です。


 


行きたいけれど行って良いのか迷った挙句、


迷っていたって庄内平野、もとい、しゃあないと繰り出したるはNACK5スタジアム。


 


2010開幕はアルディージャvsセレッソを観戦。


ゲームは全体的にホームの大宮が押し込む展開。


セレッソは時折、乾、香川、アドリアーノらが仕掛けるものの単発、あるいは最後の仕掛けで息が合わないことが多かった。


 


マトのヘディングの強さ、深谷のタイ人の強さ、もとい対人の強さもあったけれど、とりわけアンヨンハの凄まじい寄席(j客席は爆笑)、じゃなくって寄せとボランチを組む金澤のこぼれを狙うポジショニングというコンビが冴え渡っていた。


アンヨンハは北朝鮮代表だったはずだけれど、日本代表のボランチでアレくらいできるのは稲本と長谷部くらいかもしれない。ドリブルで抜かれないように位置どったり、パスがうまく出せないようにというアプローチするというだけでなく、「自分がボールを奪う」ディフェンス。小笠原や遠藤もある程度は出来るけれど、フィジカルで劣る。あと思いつくのは今野と阿部か。(6日に行われたFC東京cs横浜FMの今野は


とても良かった。)


 


セレッソは松井、上本、茂庭、高橋、アマラウ、アドリアーノが先発メンバーの中では私の記憶では新戦力。その上チームの始動も遅いとあれば


ボールがうまく回らないことや、連動した攻撃や守備にかけることは織り込み済みだろう。クルピがJ1をなめているのかどうか、今後のチーム作りに注目。


 


対する大宮は北野、杉山、村上、深谷、アン、とこちらも私の記憶では5人も新戦力だったけれど、もちろん息が合わないシーンもあったものの、それぞれの選手が持ち味を出せていた印象が強い。


無論、まだチームの基盤がしっかりと出来たとは言いがたいかもしれないけれど。


 


以下個人採点


大宮


北野6.5 昨年の新潟の快進撃を支えた守備は伊達ではなかった。


杉山6.5 アグレッシブな姿勢でオフェンスに絡み、守備でも香川や乾によく対応していた。


深谷6 らしい強さをみせた。マトとのコンビも悪くなかった。


マト7 跳ね返す力、相手のスルーパスをぎりぎりで止めた読みと足の長さは素敵であった。


村上6 特筆するようなプレイはなかったかもしれないが、安定したディフェンスとはっきりしたプレイ。


アン7 後半途中からガス欠であったけれど、乾や香川にオカンにアタック。もとい果敢にアタック。


金澤6 良いポジショニングで相手の攻撃を止め、いいパスも出した。


藤本6 アイデアあるパスや特に守備での貢献は素晴らしい。シュートは枠にいってほしかったが。


橋本6.5 殊勲の先制ゴール。右CKからグインと曲がるキックでねじ込んだ。仕掛けていい位置でファウルを貰うプレイも良かった。


石原6,5 2点目のゴールはゲームの流れ的には大きかった。瞬発力を活かした守備、ロングボールの競り合いなども相変わらず頼もしい。


ラファエル6.5 3点目のゴールをあげた。ボールを失うシーンもあったけれど、彼ならではのタッチで大宮の攻撃に危険度アップをもたらす。


 


交代選手


内田6 流れに乗れたかと言うと乗れていないかもしれないが、きっちりと仕事はこなした。


青木、市川は略。


 


セレッソ


松井5.5 悪い出来ではなかったがこのゲームを見る限り、キムのほうがよいGKに見える。


茂庭5 1対1で、らしい強さを見せることもあったが、後手に回ることが多かった。


羽田5.5 強さには欠けるが、要所は締める。


上本4.5 あぶなっかしい。


高橋4.5 スベルシーンがあまりに多かった。競馬のように馬場を気にするタイプとかあるのかしら?


尾亦5 maeken1さんが書かれていたように、確かに判断が遅いシーンが何回もあった。連携が取れていないのが大きいか。


アマラウ5 強さはあるのだろうけれど、恐らく日本のサッカーのスピードに慣れていないような印象。半袖でがばしょしていたが。


マルチネス5.5 昨年見たときはボールを奪われるシーンがほとんどなかったけれど、今日は何度かあった。コンディションがあがっていないような。。。


香川5 うまくファウルをもらう場面もあったけれど、全体的にはとめられていた。


乾5.5 唸らせられるトラップやパスもあったが、最後の精度は欠いた。


アドリアーノ5.5 良くファイトしていたが、ゴールは奪えず。一度パンチ力あるシュートを放った。


 


交代選手


播戸5,5 ポストプレイはこなしたが肝心な仕事にまではいたらず。


 


クルピの采配はチーム作りも含めて、やや怪しい印象がつきまとうのだけれどどうだろうか。昨年のJ2から昇格したのは勿論素晴らしいが、優勝しなくてはいけない戦力だったように思う。


 


大宮はウェリョンの采配も今日のラファエルのバテ具合を見る限り、違うところにメスを入れてしまうのは、うーむという感じがある。今日は大宮にとって特別なゲームだったから、


勝たなければいけないシチュエイションであったし、


その分選手にはプレッシャーもあったろう。


まだまだボールをうまく動かせているかというとそうでない場面も多いし


セレッソの出来の悪さに助けられた側面もある。


それでもチームのサイズにあった戦い方、


ゲーム後の藤本のインタビューで語られていた、ゲームへの意識。


そしてサポーターの声援。


とても重要な開幕を、最高のスタートで迎えられたと言ってよいだろう。


 


突然お邪魔させていただいた、


わらじと浮き輪さん、もよしけおさん、恭子さん、ヒデ坊さん、たもつさん(ひらがなでよいのかしら?)、にも感謝。ヒデ坊さんは、以前もよしけおさんが仰っていた通りの、素敵な方であった。


たもつさんは、帰り道で一緒にお話させていただいたが、非常に良くディテイルが見えている方でござった。


 


本日はNACK5でぶューと同時に、コンタクトレンズでぶューであり、


・本が読みづらい(近くのものは若干見えづらくなるとコンタクト屋で聞いていたけれど)


という欠点を見出した。


また使い捨てコンタクトユーザーの方がこの観戦記をたまたま読んだら


「コンタクトレンズって燃えるごみで出してよいのかどうか」をご教示願いたい。


私の手元にはいま、使い捨てられるまえの放置プレイ状態のレンズが、ぴろんとティシューの上に転がっている・・・。


 


最後に追加で個人採点


塚本泰史9.5 満点は、未来に。

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