浦和レッズ vs ガンバ大阪

優勝候補の一つでありながら、
まだ本来の安定した力を発揮できているとは言えないであろうガンバ大阪と個人能力に頼るところから、パスサッカーへの転換をはかる浦和レッズ。

しかし、目と頭が悪く、早合点と勘違いでは人に引けをとらない私は
レッズサポのユニを「TSUTAYA」
ガンバサポのユニを「TSUNA」
と読んだりしていたのであった。
あと一歩でレンタル、あるいはマヨネーズで和えたりするところであった。危ない。しかもTSUNE様は今は神戸の人だし。

ゲームは浦和にとっては先週に引き続き、全体に試合を支配し、パス・コンビネーションで幾度かチャンスを作った。

中でも右サイドを崩して最後に啓太が決めたシーン
（その前のプレイで絵地味烏孫←「何じゃこりゃ！・・確かゆめさんの日記でもおんなじか、似た様な変換あったような・・・」のファールによりノーゴール）、エジが右サイドから斜めに出したスルーパスに走りこんだ直輝のショット（松代が触れ、ポストにはじかれる）、後半のカウンターからの直輝の右足シュート（今度はスナック、もといバーに弾かれる）は非常に惜しかった。

ガンバ大阪も押し込まれてはいたけれど、カウンターからレアンドロや佐々木のスピードをいかしてチャンスを作り、
右サイドから崩して、あがって来た明神のボレーがバーに当たる、など惜しいシーンがあった。
ただし、両チームともに最後でよく耐え、スコアレスドローでゲームは幕を閉じた。

以下個人採点
レッズ
GK都築６　危険なシュート自体が少なかった。
DF山田（暢）６．５　タイミングの良いオーバーラップでチャンスに絡む。
闘莉王６．５　ジェジンをかなり抑え、ロングフィードでもチャンスを作った。
坪井６　今日もドキッとするしーんがありつつ、坪井だから止められるというシーンも。
細貝６．５　攻守に走って徐々にではあるがチーム内の存在感を増してきている。
MF啓太６　オフェンスでも危険な位置に顔を出した。
阿部６．５　安定したパフォーマンス。フリーキックは昔と比べると・・・。
山田直輝６．５　近くで見ていたガンバサポの方が「うわ、めっちゃうまい」といった後、オーロラビジョンに映った彼を見て
「・・・子供やん・・・」。同感ですボタン。
エスクデロ６　前節より数段危険度を増していた。ボールに虫がついていても死なないような、ため息の出るトラップ、
体の強さを生かしたキープ、テクニカルなドリブル。
原口６　相手DFに引っかかり、抜き切れない場面が多かったけれど、危険なにおいが漂ってきていた。
FWエジミウソン６．５　ポストプレイ、チャンスメイク、守備、そしてシュートと多くの仕事をこなした。開始して数分後の
サイドネットに突き刺したシュートは惜しかった。

交代選手
高原５　特に悪いプレイがあったわけではないが、後から出てきた割にはおとなしいプレイ。
高橋５．５　走り回ってうまく展開しようとしたけれど、ガンバが押し返してきている時間帯を跳ね返すまではいたらず。

ガンバ
GK松代６　直輝のシュートに触れたのは「アタイだって、好きで悪やってんじゃないわよ！」・・・もとい、値千金。
DF橋本６　原口や直輝らに攻め込まれたが最後にしっかりと体を寄せる、渋い仕事。
中澤６　やや危険なシーンもあったけれど、味方に指示を出し、鼓舞し、ヘディングでも仕事。
山口６．５　結果的に相手にゴールを割らせない、粘り強い戦いを演出。
下平５　１対１でも強力な相手を数的不利な状態で迎える場面はきつかった。
ＭＦ明神６　さすがのポジショニングできっちりと仕事をこなした。ただし、ボールを動かすことに関してはスムーズさに欠けた。
遠藤６　前線に近い部分で相手に囲まれても落ち着いたプレイは彼ならではか。
ルーカス６　うまいキープも見せたが阿部や山田（暢）らに行く手を阻まれた。
佐々木６．５　サイドでの切れだけでなく、うまく中にも入って抑揚をつけてチャンスを作る。
FWレアンドロ５．５　うまくいってはいなかったが一歩間違えば致命傷、という危険な雰囲気を漂わせる、
ストライカーらしいプレイ。
ジェジン５．５　闘莉王とマッチアップしたときは見ごたえあった。

交代選手
播戸５　明神のシュートの前に絡んだシーンもあったけれど、やや空回りしていたか。
安田６　幾つか惜しいドリブル。
山崎は略。

私が非常に悲しいのは
来週山田直輝のプレイを見られないのが決まったことだ。（累積警告）

※訂正：ゅかさんからご指摘頂き、ガンバのGKは松代ではなく藤ヶ谷でした。