スペインvsイタリア
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ブダペスト二郎
2008年06月23日 22:18 visibility76
ビッグゲームのトーナメントならではの、
ぴりぴりとした緊張感の中、ゲーム前の予想通り、
ポゼッションのスペインvs守ってカウンターのイタリアという
展開であった。
イタリアはピルロを欠き、違いを生み出す選手がおらず、両サイドからのクロスにトーニ、そしてセットプレイで得点を狙うもなかなかうまく行かない。
対するスペインもDFラインの裏をつくことがほとんど出来ず、ミドルシュートが多くなってゆく。
シャビ・エルナンデスの職人技的なパス回しからスピードアップを図ろうとするも、さあここからという時に待ち構えるイタリアDFの網が絡み取ってゆく。ダビッド・シルバのドリブルからミドル、という惜しいシーンを何度も作るが、おそらくイタリアの想定内。
トーニやカッサーノが牙を磨いてカウンターに備えるが、運がよければゴールも、という範囲を出ない。
後半、シャビに代えてセスク、イニェスタに代えてカソルラを入れたスペインだったが、シャビによって作られていたチームのリズムが、いきなり他の選手になってチームが連動するのも難しい。2トップがサイドに開いて再三仕掛けるがイタリアの老獪なディフェンスに阻まれ続けた。
グロッソに幾度か惜しいクロスが合ったものの、シュートにはなかなか至らず、カッサーノのドリブルもシュートする所まではたどり着けない・・・。
全体的にスペインが推し進めるものの、決定打を打つことが出来ず。
PKに突入し、、結果スペインが準決勝に駒を進めた。
以下個人採点
スペイン
GKカシージャス6.5 PKを止めただけではなく、流れの中からもしっかりとしたセーブ。
DFセルヒオ・ラモス6 ヘディングの競り合いでも頑張った。攻め上がりはおとなしい。
プジョル6.5 らしい、粘り強いディフェンス。
マルチェナ6.5 相手の攻撃を良く跳ね返し、良い読みを見せた。
カプテビラ5,5 ジョン・カビラではない。
MFセナ7 よく走って守備をし、パスコースを作った。
シャビ6 リズムを刻むパス回しは美しかったが、一方危険までは演出できず。
ダビッド・シルバ6.5 シュートを打つためのドリブルにサエコはダルビッシュの妻。
イニエスタ5.5 らしくないトラップミスあり。才能を十全に活かしきることが出傷だらけの天使。
FWビジャ6 アグレッシヴに立ち向かうも、やや彼の日ではなかったか。
トーレス5 相手の裏をかくことが出来ず、ボールキープもママ困っちゃう。もといままならなかった。
交代選手
セスク5.5 シャビに比べて安定したパスは供給できず、ミスもあった。しかし逆にチャレンジするパスも出していた。
カソルラ5 交代で入ってきた割には運動量含め目立つことできず。
グイサ5.5 チャンスは作るもののあと一歩。
イタリア
GKブッフォン6.5 良い反応で幾度もチームを救う。
DFザンブロッタ7 最後に足を出すイタリアンらしいディフェンス。
パヌッチ6 忠実なマークで裏を取られず。
キエッリーニ7 カテナチオを体現するハードマーク。
グロッソ6.5 堅い守備に危険なクロス。仕事をシンプルにこなした。
MFアクィラーニ5.5 スペースを埋めることには役立った。
デ・ロッシ6.5 ハードワークと時折魅せるテクニックがよかった。
アンブロジーニ6.5 フィジカルと基礎技術を活かしてスペインMFと渡りアウダイール。
ペロッタ5.5 突進、そして・・・。
カッサーノ5.5 ボールキープは素晴らしく、幾度か抜け出してチャンスは作ったが、決定的な仕事までは板尾創路、もとい至らず。
FWトーニ5.5 惜しいシーンに何度も絡むがゴールはならず。
交代選手
カモラネージ6.5 活動量多く、チャンスに絡み、守備でも貢献。
ディ・ナターレ5.5 スピードを見せ、良いクロスもあったけれども。
デル・ピエロ5.5 一度だけ見せ場を作る。仕事量は少ない。
ドナドーニは必要以上にダンディであったが、まあチームは面白くなかった。ローマの選手+ベテランDF+トーニ、粘り強く守ってチャンスになればよいポジションの選手はゴール前にとにかく走る。サイドの選手はそれ目がけてクロスを上げる。以上。カッサーノは「イタリア」のあの位置の選手としてはやや小粒か。加えてピルロもいないとあっては、一言に要約すると
「地味」。イタリアファンの方ごめんなさい。
スペインは両FWにツキがなかったとも言えるけれども、イタリアのカウンターを気にしながら、勝負の楔を入れてはイタリアに取られ、そこが通ればMFとFWが協力してチャンスを作り上げていた。チームに高さがないのが不安ではあるけれど、総合的に決勝進出に近いのではないだろうか。
ぴりぴりとした緊張感の中、ゲーム前の予想通り、
ポゼッションのスペインvs守ってカウンターのイタリアという
展開であった。
イタリアはピルロを欠き、違いを生み出す選手がおらず、両サイドからのクロスにトーニ、そしてセットプレイで得点を狙うもなかなかうまく行かない。
対するスペインもDFラインの裏をつくことがほとんど出来ず、ミドルシュートが多くなってゆく。
シャビ・エルナンデスの職人技的なパス回しからスピードアップを図ろうとするも、さあここからという時に待ち構えるイタリアDFの網が絡み取ってゆく。ダビッド・シルバのドリブルからミドル、という惜しいシーンを何度も作るが、おそらくイタリアの想定内。
トーニやカッサーノが牙を磨いてカウンターに備えるが、運がよければゴールも、という範囲を出ない。
後半、シャビに代えてセスク、イニェスタに代えてカソルラを入れたスペインだったが、シャビによって作られていたチームのリズムが、いきなり他の選手になってチームが連動するのも難しい。2トップがサイドに開いて再三仕掛けるがイタリアの老獪なディフェンスに阻まれ続けた。
グロッソに幾度か惜しいクロスが合ったものの、シュートにはなかなか至らず、カッサーノのドリブルもシュートする所まではたどり着けない・・・。
全体的にスペインが推し進めるものの、決定打を打つことが出来ず。
PKに突入し、、結果スペインが準決勝に駒を進めた。
以下個人採点
スペイン
GKカシージャス6.5 PKを止めただけではなく、流れの中からもしっかりとしたセーブ。
DFセルヒオ・ラモス6 ヘディングの競り合いでも頑張った。攻め上がりはおとなしい。
プジョル6.5 らしい、粘り強いディフェンス。
マルチェナ6.5 相手の攻撃を良く跳ね返し、良い読みを見せた。
カプテビラ5,5 ジョン・カビラではない。
MFセナ7 よく走って守備をし、パスコースを作った。
シャビ6 リズムを刻むパス回しは美しかったが、一方危険までは演出できず。
ダビッド・シルバ6.5 シュートを打つためのドリブルにサエコはダルビッシュの妻。
イニエスタ5.5 らしくないトラップミスあり。才能を十全に活かしきることが出傷だらけの天使。
FWビジャ6 アグレッシヴに立ち向かうも、やや彼の日ではなかったか。
トーレス5 相手の裏をかくことが出来ず、ボールキープもママ困っちゃう。もといままならなかった。
交代選手
セスク5.5 シャビに比べて安定したパスは供給できず、ミスもあった。しかし逆にチャレンジするパスも出していた。
カソルラ5 交代で入ってきた割には運動量含め目立つことできず。
グイサ5.5 チャンスは作るもののあと一歩。
イタリア
GKブッフォン6.5 良い反応で幾度もチームを救う。
DFザンブロッタ7 最後に足を出すイタリアンらしいディフェンス。
パヌッチ6 忠実なマークで裏を取られず。
キエッリーニ7 カテナチオを体現するハードマーク。
グロッソ6.5 堅い守備に危険なクロス。仕事をシンプルにこなした。
MFアクィラーニ5.5 スペースを埋めることには役立った。
デ・ロッシ6.5 ハードワークと時折魅せるテクニックがよかった。
アンブロジーニ6.5 フィジカルと基礎技術を活かしてスペインMFと渡りアウダイール。
ペロッタ5.5 突進、そして・・・。
カッサーノ5.5 ボールキープは素晴らしく、幾度か抜け出してチャンスは作ったが、決定的な仕事までは板尾創路、もとい至らず。
FWトーニ5.5 惜しいシーンに何度も絡むがゴールはならず。
交代選手
カモラネージ6.5 活動量多く、チャンスに絡み、守備でも貢献。
ディ・ナターレ5.5 スピードを見せ、良いクロスもあったけれども。
デル・ピエロ5.5 一度だけ見せ場を作る。仕事量は少ない。
ドナドーニは必要以上にダンディであったが、まあチームは面白くなかった。ローマの選手+ベテランDF+トーニ、粘り強く守ってチャンスになればよいポジションの選手はゴール前にとにかく走る。サイドの選手はそれ目がけてクロスを上げる。以上。カッサーノは「イタリア」のあの位置の選手としてはやや小粒か。加えてピルロもいないとあっては、一言に要約すると
「地味」。イタリアファンの方ごめんなさい。
スペインは両FWにツキがなかったとも言えるけれども、イタリアのカウンターを気にしながら、勝負の楔を入れてはイタリアに取られ、そこが通ればMFとFWが協力してチャンスを作り上げていた。チームに高さがないのが不安ではあるけれど、総合的に決勝進出に近いのではないだろうか。
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