松木安太郎礼賛
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ブダペスト二郎
2009年06月18日 22:09 visibility92
ごはん丼、大盛り!ごはん→だく、丼→少なめでお願いします、こんばんわ、今日も無意味に生意気な、無駄ウエスト二郎です。
ゲーム内容はもう、ほとんど記憶にないけれども、ハムを食いしばって観戦記をば!
ワールドカップの最終予選、もう一つの組から見たらやっぱり楽なグループだったと思うのだけれど、頂けるもんは貰っておきましょうと本大会へのチケットをしっかりとゲットした日本、そしてオーストラリア。
消化試合といえば言えるかもしれないけれど、やはりドイツのことを思い出しても、プライドをかけてのゲームであってほしいと思いながら、観戦。
湿度が高く、芝がややスリッピーになっているという実況だかピッチリポートだか先物取引だかもあり、日本のパス回しには期待がかかるけれども、ここ最近のゲームにもあったように、パスミス、トラップミスが多かった。
ケンゴが岡崎に出した鋭いグラウンダーのパスがあったけれども、パススピードもあり岡崎がトラップをミスした場面などは、やはり惜しかったと思う。岡田監督自身、日本の選手について「キックの技術」がないことを言っていたけれど、「トラップ」の技術もやはり足りないように感じる。
ワンタッチパスをあせったように出して相手ボールになるシーンがこのゲームでもあった。また、勝負パスではないところで雑なパスやトラップがあったために自分たちの首を絞めるようなシーンも。
日本のCKからケンゴのキックに闘莉王がヘッドできっちりとあわせて先制。後半に入って、オーストラリアのセットプレイからケーヒルが2発決めて逆転し、グループの首位を譲り、リベンジを果たすことも叶わなかった。
個人採点
GK楢崎6 飛び出して触れられないシーンもあったが、良いシュートストップもあり。
DF内田5.5 ディフェンス時のポジション、例えば最初のピンチといえる、阿部が相手FWを追ってセンターラインを超えたところでファウルした場面で、裏へのケアが遅れていたところなどは気になった。
阿部5 良いプレイを8回しても、良くないプレイ1回で相手にゴールされたらDFとしては・・・。
闘莉王6 素晴らしいヘディングでゴールを挙げた。自陣ゴール前でも良いプレイ。
長友6 体格に勝る相手にも一歩も引かず。ファイトしていた。
MF橋本5.5 攻守共に満足には遠かった。良いパスを出そうと気負いすぎていた部分もあったように感ぜられた。
今野5.5 強さもあったが、まだ思い切りのある彼の良さを充分出しているとは言いがたい。
松井6 もう少しプレイの機会が攻守両面であると良かったけれど、ドリブルやキープでらしさは見せた。
憲剛6 意識の高いスピードのあるパス(おそらく中田ヒデとは種類が違うがそれでもキラーパスといえるかもしれない)や細かい動きでチャンスを演出しようとしたけれど・・・。
FW岡崎5.5 勝負どころに入ってゆく嗅覚はあるが、オーストラリアの強さとプレッシャーに潰され、ゴールを奪えず。
玉田5.5 「おっ!」と思わせるシーンは相変わらず多く作る。
交代選手
矢野5.5 良い形でボールを受けられなかったが彼のプレイも輝いてはいなかった。
興梠は略。
先日日記だか観戦記だかでウェーブの悪口を書いた身としては、オーストラリアのサポーターがウェーブを始めるのをTVで見て
「こんな田舎者達に負けるのは癪だ」と思ったけれども、
負けてしまった・・・。
本大会まであと1年あると言うけれども、
気温が相当に暑かったドイツと、条件も内容も違えど、
先制しながらオーストラリアのパワーに屈した時から数えると今年で3年。
その3年の間に差はどれだけシジマール、もとい縮まったのか。
そしてあと1年で、どれだけ差を縮められるか。
個人的に、例えばアントラーズの「縁日の屋台で居そうなCBとセントラルMF」を呼んでみたって競争力の活性化から考えても面白い気がするのだけれど、どうだろうか。
岡田監督のやり方の是非はともかく、
「今やっていることの精度を上げてゆく」
“だけ”では足りないだろう。
今までやってきたことのコンビネーションは、続けてゆけばもちろん少しづつ上がってゆくだろうけれど、チーム作りにおいて“も”リスクを負うことも必要と思う。
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- 事務局に通報しました。
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