偽名選手列伝4

(ブラジル1972〜 ボタフォゴ→インデペンディエンテ→クルス・アスル→上海申花→ガラタサライ→メツ→武南高校→?)

名選手を輩出してきたサッカー王国ブラジル出身のGK。
若干16歳でボタフォゴにてプロデビューを飾り、その後アルゼンチンへ。しかしリベルタ・ドーレス杯を争う最中に「タコスを食べたい」と言い残してメキシコに移籍。「カンポス以降最高のGK」と評価されるも半年で今度は中国へ。その後もほぼ1年おきに中国からトルコ、そしてフランスと渡り歩いたのは
「世界3大料理」を楽しむためではないかと世界のサッカー通に噂された。

プレイスタイルは神出鬼没というほかなく、キーパーでありながらピッチのいたるところに現れ、時にミドルシュート、ロングシュートまでも放つ異色のGK。「寿司を食べたい」といって来日し、武南高校に入学するもインターハイ予選を前に年齢詐称が発覚。報道陣に問い詰められるも
ニホンゴヨクワカリマセン、サビヌキデ、オネガイシマス
と美しい発音で言い逃れしたのは記憶に新しい。

以下名言集
インタビュアー「なぜ毎年のように移籍を繰り返すのですか」
ワラヂーニョ(以下わらぢ)「フットボールはどこでも出来る。飯がうまく、フットボールがあるところなら僕はどこにでも行く。オファーがある限りね」
インタビュアー「今日のゲーム、あなたがゴールマウスから離れなければ勝てたのではないですか?」
わらぢ「でも途中までは明らかに我々が押していた。それは僕が上がっていって数的有利を作り出したから。リスクはあったが僕から勇気を取ったら何が残るって言うんだ?」

わらぢを良く知るボラ・ミルティノビッチの証言
「監督としては使いづらいのは確かだ。しかしフットボールファンとしては一番好きなゴールキーパーだ」
続いてパラグアイの英雄チラベルトの証言
「俺が最も共感するプレイヤーだ。責任感と知性、ユーモアがあるからな。プレイもアグレッシブだし、何よりいいヤツだ」
日本サッカー協会田島幸三の証言
「いくら若く見えるからといってあれだけサバを読むのはありえない。マリーシアを勘違いしている」
川渕キャプテンの証言
「俺がやっていることに文句を言うな」

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