現調

 こんにちは、ハルッチです。今回は「現調」というテーマで進めさせていただきます。


 


 


  昨晩は古畑任三郎のいいところで睡魔に負けて寝てしまいました。   


 


「うーん、ふふふふ、非常に残念です(古畑さんをイメージ)」


 


ようやく昨日で仕事が一段落着いたため、久しぶりに一人乾杯をし、酒を飲んだのも眠りに落ちた理由の一つかもしれません。翌日に、毎回お世話になっているよかにせFCさんとフットサルをする予定だったので、前日から非常に楽しみでした。


 しかし実は大きな問題が一つありました。それは


 


「総勢7人しかいない」


 


ということです。


 そもそも、私たちはよかにせFCさんを招聘しておきながら、今回こちらは私一人しか集まらなかったので、非常に忍びないと思いながらも、当初9人来られるという話だったため、なんとか自分を混ぜて10人でゲームができるということで、地獄に仏という状態でありました。それが、昨晩帰宅中に代表の小吉さんから3人来られないという連絡を受けました。よって私含めて7人しかいないという状況になってしまったのです。


 しかしながら、個人的には4対3でもできるだけましだと思った、且つ、久しぶりに精神的に解放された状態でフットサルができるということで楽しみだったのです。ただ、自他共に練習以外にゲームをすることが一つの目的であるため、他の人たちが何とか楽しめるような方法はないかと模索しました。その時の心の内について下記に示します。


 


Q01_他に人は呼べないか?


A01_私が三重で知り合った、フットサル絡みで可能性のある人全てに連絡はしたものの、参加可能な人はいなかった。


 


Q02_小吉さんに他に人を呼んでもらえないか?


A02_6人が限界だった。


 


Q03_現調(現地調達)できないか?


A03_施設の予約で確認する必要あり。


 


  すぐさまA03についてアクションし、施設のHPで確認したところ、なんと同時刻にもう片面でフットサルの予約が入っているではありませんか。


�仮にここが多人数(15人以上)いれば、あふれた1チームがゲームをしていない間にマッチメイクできるのではと考えました。そう言えば、よく土曜の朝の時間帯に、もう一面でブラジル系の人たちがフットサルをしているのを見たことありましたので、


�サンバのリズムでカーニバルで陽気な彼らなら話を呑んでくれそうだと思い、正に仮定を前提にするという危険な発想をしながらも、それしか方法はなさそうだったため、それに賭けてみました。  


 


 そして本日朝0830に起床し、会場へ着き、使用手続きを済ませていると、体育館からボールの音が聞こえてくるではありませんか、しかも日本語以外の言語と共に。体育館に入ると、思った通りにブラジル系の人たちが数人いるではありませんか。しかも時間とともに10人を超え、いつしか6対6でゲームを始めているではありませんか。ひとまず片面だけゴールの準備をして練習していると、小吉さん達が来られました。そしてさらに追い打ちをかける衝撃的な話がありました。


 


 「今日はさらに3人来れないです」


 


と。どうやらよかにせさんはいつも日曜に活動しているため、日にちを間違えたメンバーが3人いたらしいです。いつも参加している1人が知り合い2人を連れてくるというシステムだったので、一網打尽になった訳であります。


 


「おやおやおやおや、まぁどっちみち人が少なかったことに変わりはないし、採るべき手段(現調)の変更の余地もない」


 


 小吉さんら3人と第一回現調会議を開き、4人の意見は一致しました。 


 


「向こうに混ぜてもらいましょう!(何とか与党と連立を!)」


 


 ハーフタイムに適当に向こうのメンバー1人をつかまえて一緒に我々とやらないかと交渉してみたところ、第一回ブラジル人会議が発足しました。そして5分くらい経った後、今から20分後にやろうというGOサインが出ました。


 


「Muito obrigado!(あざーっす!)」


 


正に九死に一生を得たのであります。何とかゲームをするに至りました。しかし、彼らはさすがサッカーがお家芸であるが故に足技がうまく、よく声を出しており、遊びでもファールを指摘するなど熱くプレイしているため、一抹の緊張感は漂っていました。


 そして約束の20分が過ぎた後、いよいよ我々の参加となりました。こちらにはゴレイロ含め2人入ってもらい、6対6でやりました。相手はなかなか上手かったですが、こちらも引けを取りませんでした。そしてあっという間に10分が過ぎ、ゲームが終わりました。彼らにお礼を言って我々のコートへ戻るや否や、遠くから大きな声が聞こえてきました。


 


 「モウイッカイ!」


 


 よもやのアンコールでした。我々としても2ゲームできるということで喜んで向かいました。そしてあっという間の10分が終わり、本日の朝フットサル活動は終了しました。


 


  本日の総括としては、


 


「概して良かった」


 


ということです。今回初めての試みがあり、その中で3点つまびらかにするならば、


 


1.現調による人員確保によってゲームができたこと


2.異文化交流ができたこと


3.ブラジル人の中でプレイができたこと


 


です。


 1については、本来ならば人が集まらないことを掲示板で事前に確認し、10人近く集まらない場合は開催しないよう施設予約をキャンセルするのですが、今回は前日から当日にかけての相次ぐキャンセルによる不測の事態であった中、打開策を見出してそれを実現できたという収穫がありました。  


 


 2については、なかなか接する機会がない他国の人とフットサルを通じて交流ができたという収穫がありました。  


 


 3については、外人の、しかもサッカーに長けたブラジル人のプレイを間近で見て体験することができ、その中で得た知見としては、攻撃は精度が高く脅威であるが意外と守備はザルだということが分かり、非常に狭義の意味で世界との距離?が実感できたことが収穫でした。


 


  収穫があったのは良しとしながらも、今後はこのような事態(他のチームを呼んでおきながら自分のチームがいない)になる前に他に手を打つ必要がありますので、再度運営のあり方について検討が急務であると痛感しました。


 


 


 では今回はこれにてお開きです。「Bon fim de semana!(良い休日を!)」byハルッチ

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