
千差万別
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ハルッチ
2009年07月09日 00:49 visibility43
みなさんこんばんは、ハルッチです。お久しぶりですが、ご機嫌いかがでしょうか。最近、私は目肩腰の疲れが多くなり、しかもなかなかとれなくなってきました。同じ姿勢で長時間PCに向かっていたり、何かしら筋肉が緊張、硬直してしまうからでしょうか。特にこの一週間は仕事でクレーム対応に追われております。まだ現在進行形なところが痛いです。本来ならその対応をするグループ(GR)は私たち2GRではなく3GRなのですが、原因解明、そして検証手段の一つとして、高速度カメラでその事象を捉えて報告内容に盛り込むという方向性より、部署内で高速度カメラが使えるのが私だけであったため、強引にその対応をしなくてはいけなくなりました。
高速度カメラというのは、サッカー中継をTVで観ている皆さんならご存知の通り、フレームレート(コマ数)を多くすることで、より事象を事細かに記録するビデオカメラのことです。よくフリーキックやシュートシーンでスーパースロー動画を観たことがあるかと思いますが、正にそれを映すカメラのことです。昨年にうちの2GRが購入し、私がその設備管理者として抜擢されたものです。検証内容は実に面白いのですが、それによって、本来すべき業務が滞っているのが非常に心配です。そして追われることでしょう、この検証が終わった後にその全てのおざなりにしてきた対応に対して。
さて、そろそろ本題に入りたいと思います。今日のテーマは「千差万別」です。
よく思うのですが、つくづく人は見た目に弱いということが分かります。納得するためには自分でそれを見てみることが確かに一番早いです。
「Seeing is believing(百聞は一見にしかず)」
と言いますが、見た方が聞くよりも各段有効なのです。逆に言えば、見ないことにはある程度半信半疑なのです。モノ作りの現場で通説なのですが、
「三現主義」
と言うものがあります。現場、現物、現実を確かめて初めてその事象を把握したことになるという考え方です。見てもいないものを論じることはできないということに通じます。逆に言えば、どんなに多くの情報が耳に入ってきても、見ない限りは決定打にはならないということなのでしょう。
「理論と実践」
とでも言いましょうか。物事は机上で起こっているわけではなく、全てが計算通りにうまくいくわけではないため、実際にやってみることが大切であるということです。ゆえに、人間は見た目に支配されてしまっている生き物であるといえます。
・鼻、嗅覚で下界を認知している犬
・赤外線、温度で獲物を認知している蛇
・周波数、振動数で下界を認知しているコウモリ
・気体、二酸化炭素濃度で生物を認知している蚊
など、色々と生物によって、頼るべきセンサは万別です(うまい!)
そんな中で、人は視覚(場合によっては資格)に頼っております。つまり、
「見た目重視」
なのです。友達同士や飲み会等で性格が重要と言う人がいると思いますが、この発言には奥があります。何故ならば、
「見た目は既に前提条件に含まれており、それを言うことが省かれている」
ということです。好きなタイプが「かっこいい」や「かわいい」などはある意味純粋で、且つ、誠に正直な回答であり、むしろ、上記の「性格が重要」という発言ほど注意する必要があるのです。
この数年、会社ではいわゆる
「診える化」
が叫ばれ、何でもビビッドでシンプルであり、分り易く視覚に訴えかけることを良しとする風潮が広まって久しいのですが、これが会社の業績重視に向けてのものでなく、社会の営みに対しても波及しているのではないか、むしろ、そういった異性を見た目で重視する人間の生来の特徴が、近年会社が切磋琢磨して実施している物事の診える化へと変貌したのではないかと思う今日この頃です。
今晩は、残業で遅くなって、気がつけばよく分らないような内容でしたが、以上でお開きにしておきます。ではご機嫌ようbyハルッチ
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- 事務局に通報しました。
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