MY技術論�

  • まー
    2008年09月13日 04:19 visibility108

今日はキャッチャーの話。

どうも、セカンド送球の動きがダメなんだよね・・・。なんというか、しっくり来ないというか・・・。どうしたものか・・・。

腕がスムーズに振れない↓↓
普段のキャッチボールのときのようにしっかり指にかからない↓↓

考えてみよう・・・。キャッチャーは座ってる。正確にはしゃがんでいる。そこは明らかに、普通の送球と違うところだ。

次に、しゃがんでいる状態から立ち上がる。まあ、しゃがんだ状態が普通でありえないのだから、それを普通の状態に移行する動きと考えるなら、その動きは普通でないものと考えるべきなのだろう。

最後に、体重移動しながら、左手を前に、右手を頭の後ろにする動き。コレは・・・見たことあるんじゃない?

その先は、もう皆さんのお察しの通り、当然に同じである。


そこから、更に考察してみた。違和感を感じるということは、普段のことが出来てないということである。では、ノーマルとキャッチャー投げで共通する構えからスローの部分で何がちがっているのか?を考えてみることにした。

まず、ノーマルのときの左足を踏み込み直前の体重移動〜踏み込みの状態をキープしてみて、ポイントとなりそうな部分をピックアップしてみた。
�右足はエッジがきいている。
�状態は右側を向いている。
�踏み込んだとき、頭は左ひざの上付近にある。
と、3つあがった。

では、キャッチャー送球をしてみた。やっぱり、なんか違う・・・。気になった点を挙げてみた。
・重心がやたら高い
・バランスが悪い
・肩が開く
と、いう感じを受けた。

一つ一つ、考えてみよう。
【重心が高い】・・・なぜだろう?
しゃがんだ状態から立ち上がるというのは、重心を上げる事によって行うのだから、その反動で重心が高くなってしまうのは当然のような・・・。でも、それじゃダメでしょ。
ノーマルでは重心を斜め下前に動かす。それを左ひざで止めてやり更に回転力を上げ投球に生かす。イメージとしてはなわとびで道路の標識の棒にバーンとたたきつけたらすごい勢いで巻きつくときの最初の動きが投球の動作なんだよね。なわとびが回転運動で左足が棒なわけ。
話、それちゃったw
で、重心が高いというか、しゃがんだ状態から立ち上がるから、ジャンプしてから投げてるようなイメージに近いのかな。そんな感じで投げてるようなわけ。それじゃ、体重移動が使えなくてタイムロスだし、速く投げようとすると体重移動出来てないから手投げになっちゃうわけ。

問題点は分かった。じゃあ、どうするって事。
しゃがんだ状態から立ち上がるのには、どう考えても重心を1回上げるってことは必要不可欠っていう前提は崩しちゃいけないような気がする。つまり、重心は上げるけど、上げきらないってことかな?上げっ放しにしちゃうから、上げちゃいけないところまで上がっちゃってると考えるのが自然かも。
・・・ってか、それをいちいち考えながらやるのか?無理だろ。そこでノーマルのポイントの�を使ってみることにした。立ち上がる前から右足のエッジを入れる。入れても立ち上がることは出来る。だが、エッジを入れているために右後から押さえつけられるイメージを受ける。するとノーマルの体重移動のときと似てくる。リアルに、立ち上がるときの重心が上がることをエッジを入れることにより押さえ込むことが出来た。

【バランスが悪い】・・・考えてみよう。
ってか、考える必要ないんだよねwなんでかっていうと、重心がふわふわしてたからバランスが悪かったわけで、エッジで押さえつけたことによって下半身ががっちり決まるわけ。すっと安定感○みたいなw
はい、解決w

【肩が開く】・・・考えてみよう。
肩が開く原因として一般的に言われているのは「ヒザ割れ」である。が、ヒザ割れは起こってない。でも、体が回転しきらないのだ。なぜだ?

そこで、ノーマルのポイント�を使ってみるのはどうだろう。確かに、ランナーを見たいがために、また早く投げたい為に体が投げるほうに正対に近い形になっていた。それでは、体の回転をうまく使えない。ただ、右を向いて・・・何かが違うような。体が右を向いているのが大事なのではないのではないか?
ふと、ターゲッティングが思い浮かんだ。なんでかわからないけどねw常に考えていると、フとした事がリンクしたりするから面白いwそうコレも、見事にはまった。4スタンスで自分は肩が1つのポイントであった。なら、ターゲッティングを肩がしてる?とかなり疑問系でやってみた。肩の延長をターゲットに向けてみた。いや〜、はまったwwそう、体を右側に向けるのが大事なのでなく、肩とあごを近づけるようにして肩をターゲットの方に向けるのが大事だったんです。しかも、それはうまいこと肩甲骨を開くことにもつながり、全てが一本の線でつ上がったような気がした。これで、肩が開くことはなくなった。

ノーマルのポイント�については、斜め前への意識が大事ということを示していたのだろう。ノーマルで常に意識していることと同じだが、投げ急ぎで前への意識が薄れてしまう可能性があるキャッチャーの送球でも常に意識していたいことである。

投げ急ぎという意味でもう一点。投げ急ぐと、スローの軌道が縦長になってしまうと私は思う。そして、スローの基本は横長だと思っている。つまり横に長い楕円形だ。ボールは回転運動時にためられた、一定方向の運動エネルギーとスナップの回転で動きが決まる。そしてスナップは最後の瞬間に飲みかければいいものである。それまではしっかり球に運動エネルギーをためてあげるというのが私の持論だ。横長楕円形の横の部分でエネルギーをぐ〜っとためてやり、最後にスナップで回転をかける。が、投げ急ぐと速くボールを離したいから、運動エネルギーをしっかりためられない状態で投げてしまう。それでは速い球がいかない。速く離したいのを我慢して、しっかり球にエネルギーをこめるよう楕円軌道を忘れないようにしたい。最後にスナップは振り下ろすようにして山なりでない球を投げるように心がける。

まとめ
�エッジを入れる
�あごと方を近づけ、肩でターゲッティングをする
�ぐ〜〜〜っぴゅと、しっかり球にエネルギーを蓄え、振り下ろす。

キャッチャーが送球で刺すのに一番大事なのは球のスピードではなく、球を投げるまでの動きをいかに早くするかだ。と、師匠に教わりました。球速なんて差が出ても1秒ぐらい(でかいけどねw)です。でも、スローが速い人は素人さんに比べて2,3秒違います。つまり、大事なのは投げるまでの動きです。

って、なんかそれじゃあ、今まで速い球を投げようとしてるような書き方をしてた自分を全否定してるみたいですが・・・違いますw
自分はいい球を投げれるフォームを探していたんです。そして、できました。ここからそのフォームを反復練習して一連の動きを速くし、また省けるところは省いてより完成させていくことによって、速いフォームで速い球を投げようとしていたのです。第一歩はコレで完成したというわけです。

バッティングもまずミート、ピッチングもまずコントロール、送球もまずいい球(コントロールされた、山なりでない速い球)。どれも、まずフォームを安定させてから、それに+αで力を加える方法をとっています。実用的なレベルアップだと自負しています。

今日も長く書いた・・・。そろそろ寝よう。日曜日は9時からダブルヘッダーだから時間調節しようと思ってたのに、今日もこんな時間w・・・寝ますw

【スピードがあっても、コントロールがなければ意味がない。パワーがあってもバットとボールが当たらなければ意味がない。力を意味があるものにする。意外にコレは盲点である。】

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