青く染まる大宮


埼玉西武ライオンズ10-3北海道日本ハムファイターズ

 

6月以来となる大宮開催。

守備面でファイターズとは雲泥の差があるだけに、

一度経験があるとはいえ土と天然芝のグラウンドがどう出るか少し心配だった。

 

ところがどうしてどうして。

ふたを開けてみれば守りの勝負に持ち込ませず、

空中戦で大差の勝利を収めた。




ライオンズの先発は涌井。

最悪の成績だった9月の調子を今だ引きずっているのか、

初回から再三ランナーを背負うものの、どうにかこうにか凌ぎきり4回まで無失点。

5回にスレッジにライトオーバーのホームランを打たれるものの、

6回を投げて8安打も打たれながら 1失点。

悪いなら悪いなりに要所を押さえる本来の涌井のピッチングが戻ってきた。

 

ただ、その後のリリーフ陣がピリッとしない。

7回の三井はいきなり四球を与え、8回の谷中はいきなり死球に四球。

2人とも無失点だったものの、無駄なランナーを出してしまう。

9回の星野は原のエラーという不運もあったものの、

1アウトもとれず2失点で降板。




急遽登板した岡本真が3人ピシャリと打ちとってようやくゲームセット。

 

野手陣はファイターズ先発グリンから初回に中島が、

ライオンズファンの待つレフトスタンドへ先制ホームランを放つと、

3回にも四球で出た栗山置いて今度は右中間に2ランホームラン。

それから中村、石井義、細川と佐藤友の四球を挟んで長打3本で3点を追加。

3回で6-0と一方的な試合に。

4回には片岡のスリーベースの後、栗山のセンター前タイムリー、

中島がレフト前でつなぐと4番後藤がバックスクリーンへとどめの3ラン。

これで完全に試合を決めた。

その後10失点のグリンの後を受けたリリーフ陣に対し、

パタッと打棒がやんでしまい、結局坂本から2安打、多田野から1安打打てただけだった。

特にダメだったのがこの日4タコ2三振とさっぱりだったボカチカ。

素人目に見ても、打ちたい気が逸ってガチガチになっていた。




花火が使えないので青い紙吹雪で代用。

これはこれで綺麗でした。

 




ヒーローインタビュー。

 

6月に比べて何がよかったかというとサービス面。

6月は場内販売が一切なく、コンコースに露店がいくつか出ているだけだったが、

今回はドーム前広場に出店しているワゴンがほぼ全台集結。

まるでお祭りのようなにぎやかさだった。

ワゴンの数も多いので、いつもなら長蛇の列ができる店でも、

ほとんど並ばずにすいすい買えたのもまたよかった。

ライオンズファンの割合も多く、非常にいい雰囲気だったと思う。

設備面などなどいろいろと難しい点があるのは承知の上だが、

ぜひ来年もここで公式戦を開催してほしい。

 













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