
選手権大会埼玉大会2回戦 その3
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多田野観客
2008年07月16日 11:37 visibility50
浦和北6-4大宮
2年連続で浦学の前に涙を飲んでいる浦和北。
今年も何の因果か浦学のブロックに入ってしまい、
順調に進めば4回戦で対戦することになってしまった。
3度目の正直のためにも負けられないところ。
一方の大宮も1回戦をサヨナラ勝ちで勢いに乗っている。
ガン闘病中のマネージャーのためにも勝利したいところ。
試合は初回から動く。
1回の表、先頭の中谷がピッチャーのグラブを弾く内野安打で出塁すると、
2番が送り3番は四球を選び1死1一二塁。
4番吉成優を迎えたところで2球目にダブルスチール。
二三塁にそれぞれ進めると、きっちり犠牲フライで1点先制。
しかしその直後に二塁ランナーが誘い出されタッチアウト。
流れをつかみきれずにチェンジになってしまう。
その裏、ヒット、送りバント、四球と表と全く同じパターンにすると、
4番上口の当たりはセンターの頭を越えるタイムリースリーベース。
あっという間に大宮が逆転する。
その後5番岸にもタイムリーが出て3-1。
お互い譲らない展開になるかと思われた。
浦和北は2回にヒットと犠打エラーから再びチャンスを作ると、
送りバント、犠牲フライで手堅く1点差にすると、
3回には死球、ヒットから送りバントでまたも一死ニ三塁のチャンスを作ると、
4番吉成優がレフトオーバーの2点タイムリーツーベースを放ち4-3と逆転。
さらに5番吉成耕がレフト前に落とし、6番大関が犠牲フライで1点追加。
5回には2番西村がレフトオーバーのタイムリーで出塁すると、初球ワイルドピッチで3塁へ。
さらにキャッチャーのサード送球が悪送球となり、ホームイン。
まさに大宮の自滅で1点を追加した。
浦和北の2年生エース鈴木は1回こそ40球と球数も多く打線につかまったものの、
直球とスライダー(?)に70前後と思われる超スローカーブを織り交ぜ、
大宮の打者に狙い球を絞らせず翻弄していく。
しかし抜け球が非常に多く、そのため5つの四球に4つの死球を献上してしまっている。
この点を矯正しないと、この先は非常に厳しくなると言わざるを得ない。
また浦和北は去年もそうだったが機動力という点では6盗塁と相手を圧倒していた。
会場となった川口市営球場は今回始めて訪れたのだが、
地方球場としては珍しい人工芝に驚いた。
また屋根がごく一部しかなく、炎天下の試合を見続けるのにはあまり向いていなかった。
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- 事務局に通報しました。
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