この物語はフィクションです・・・

  • k5
    2009年07月06日 00:05 visibility84


※お断りしておきますが、この物語はフィクションです(笑)。
 また、長い小説なのでお気をつけ下さい。

 ・・・でも、これよりは短い(爆)。



夜の蝶が舞う街、六本木・・・。







そこに毎晩のように通い詰める6人の男がいました。





6人の男はみんな独身で、女性の好みが似ているのか、
いつも同じ1人のキャバ嬢を好きになっていました・・・。


その6人の男とは・・・、



















ゴウダツ剛(通称:ジャイアン)



犬山スネ夫(通称:イヌ)



虎山ヒンダロウ(通称:トラ)



尾張ダギャア(通称:きしめん)



松田ズム助(通称:ズムズム)



星野ヒトデ(通称:ヒトデ)





この6人が同じキャバ嬢を奪い合うことは昔から頻繁に
あったのですが、昔からジャイアンがいつもお目当ての
キャバ嬢をお持ち帰りしておりました・・・。









ジャイアンはとにかくキャバクラでモテました。






・・・が、そもそもジャイアンは新聞社勤務でお金持ちだったので、
毎晩のようにお店に通うことができて、その財力で高いボトルを
ガンガン入れて、お目当てじゃないキャバ嬢も含めて全部指名して
自分のモノにするというド派手な遊び方をしていました。








さらには、他の男から腕時計や外車を強奪して、

「これ、オレのなんだよね〜!」
と言って女性を口説いていたこともあったし、

「ボクと一晩付き合えば、テレビに出られるよ!」
と、有名になりたい志向の強いキャバ嬢を片っ端から
落としまくっていました・・・(苦笑)。












正直、同性からすると、
すっげ〜イヤなヤツでした(笑)。




















「ジャイアンばかりに、六本木で良い想いを
させてたまるか!!!」




と、トラやきしめんはジャイアンに負けじと必死で頑張りました。




トラは、そのお笑いセンスでキャバ嬢をガンガン笑わせ、
「わ〜!トラさんって面白い!」
とハートをGETするようになりました。

「このクルマ、維持費が払えないからやるよ・・・」

と、ズムズムからもらった高級車も、キャバ嬢を
お持ち帰りするのに効果を発揮していました(苦笑)。
※ちなみにその高級車のうち1台は、現在故障気味・・・(涙)。












一方きしめんは、とにかく寡黙を貫いていたので、
普通のキャバ嬢にはえらく嫌われていましたが、
そのかわりミョーにヤル気のない奇妙な行動がウケて、
「きしめんさんって、キモカワイイ!」
と、キャバ嬢のハートを射止めていました(笑)。






 





ただ、ジャイアンも黙ってはいませんでした。



 




最近は、キャバクラに禁断の未成年男子を連れてって、

「わ〜、この子かわいい!」
「ふっ、こいつ、オレが面倒みたんだよね・・・」


と、キャバ嬢のハートをガッチリ掴むようになり(笑)、
特にここ最近はジャイアンの好き放題ヤラれていました。











 






・・・ここで普通の男なら、好きな女性を射止めるために、
さらに必死になって王者ジャイアン包囲網でも敷いて、
頑張ろうと思うはずなのですが、






が、しかし、1人だけ開き直った考え方を
した男がいました。




 





「オレはジャイアンさんには勝てない・・・。
 でも、ジャイアンさんの狙ったキャバ嬢とは
 仲良くなりたい・・・。







 そうだ!!


 ジャイアンさんと仲良くなって、ジャイアンさんが
 お持ち帰りした娘の『おこぼれ』を貰えばいいんだ!!







 これからはジャイアンさんの舎弟になって、
 ジャイアンさんとともに夜の街を生きていこう!!」


 




ある意味、社会の生き方の選択肢としては正しい生き方の1つ
なのかもしれませんが(苦笑)
、まさにドラえもんのスネ夫のような
開き直りの考えに至ったのが、イヌ君でした・・・(苦笑)。





 



イヌは、昔からジャイアンと家が近かったこともあったのと、
昔からジャイアンに腕時計やら高級外車やらを強奪されようと、
カラオケで「くたばれ〜!」と唄う以外は決してジャイアンに
牙をむくこともなかったので、ジャイアンもイヌに対して悪い感情は
抱いておりませんでした。








イヌは、さらにジャイアンに好かれて『おこぼれ』を貰うために、
ジャイアンのライバルであるきしめんやトラを徹底的に潰す
作戦に出たのでした・・・。









まずイヌは、トラが常備している、女性にも大ウケの
カラフルなコ○ドームを全て盗んでしまいました。






トラは、その面白さでキャバ嬢のハートをGETしても、
いざベッドの上まで連れて行くと、
「え〜!あのゴムないの? ナマじゃ嫌!!」
とトラはキャバ嬢から言われるようになり、
『単なる面白い男』以上の発展に至らなくなってしまいました・・・(涙)。







さらにイヌは、きしめんの『キモカワイさ』を、
「いやぁ、あれはキモいだけだよ!」
と全否定。さらにはきしめんのお母さん・ノブコの写真を
色んな店で配りまわり、
「ヤツと結婚したら、こんなキモい母ちゃんが
 出てくるんだよ!絶対イヤじゃない?」

とネガティブキャンペーンに奔走しました(笑)。









一方で、いい人っぷりも魅せないとキャバ嬢とジャイアンに嫌われる
と思い、ブサイクでキャバ嬢にはモテないヒトデ君にはやたらと優しく
していて、ヒトデ君と飲んでる時は必ずヒトデ君にキャバ嬢を
譲ってあげていました(笑)。







でも、これも全て、ジャイアンに好かれるがための作戦の一つでした。






そんな努力もあって、ようやくイヌは、ジャイアンと
一緒にキャバクラで同席できるようになりました!!








 





「イヌ君!!
 君はボクの舎弟としてよ〜く働いているじゃない!
 よ〜くできたイヌだ!!
 素晴らしいよ、ハッハッハ〜〜〜!!!!」





「ジャイアン様!!有難きお言葉!!
 ・・・で、ワタクシめにはどんなキャバ嬢を譲って
 頂けるのでしょうか?」







「ん?何言ってんの???


 イヌ君には既に、ススキノで働いてたベテランの
 キャバ嬢を紹介してやったじゃん?」











「え?? シゲ子のこと・・・・・・(汗)。」









 






こうやって、六本木の夜は更けていくのでありました・・・(笑)。









 


※重ねて申し上げますが、これはフィクションです・・・(逃)。


 
         おしまい
























































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