高校サッカー 10年に1人の逸材?

  • けんた
    2009年01月12日 01:33 visibility23137
高校サッカー選手権は決勝残すのみ。
鹿児島城西の大迫勇也は、超大物センターフォワードとの触れ込みで
実際の活躍もすごい。でも、10年に1人の逸材と言われた選手は何人も今まで
いたわけで、その後の活躍はそれぞれ・・。

高校サッカーを見始めたのは、94年大会、市船が帝京を5−0で破っての初優勝。
その時の主力が、今柏の北嶋が1年生FW、あとは現ジュビロの茶野、元札幌の砂川や
鈴木和、城定など層々たるメンバー。その中で一際輝いていたのが、森崎嘉之。
決勝の帝京戦ではハットトリックを決め、得点王も取り優勝。中学校当時の自分には、一番輝いて見えた選手。その後、ジェフ市原入団で、当時Jで活躍してた城との花形ツートップを夢見たものだけど・・。結局Jでは試合出ることなく、その後も名前を聞くことなく引退。

高校時代は奈良育英にいた楢崎から点奪ったり、同時期の松田直樹とかよりスゴイ選手と思ってたから、正直残念でした(*_*)


その後の翌年95でも、スゴイと思う選手がいた。当時は超高校級の当たり年で、
富山第一の柳沢、鹿児島実業の平瀬、東福岡の小島&山下、国見船越、帝京の松波弟がいた。
特に柳沢は10年に1人の逸材と言われ騒がれた。対抗馬に鹿実の平瀬、東福岡、山下と小島が大会前は注目されたてた。実際鹿実は決勝まで行ったし、柳沢とかも能力の片鱗を見せてくれた。
でも、大会を見て、一番輝いて見えたのが、鹿実と同時優勝の静岡学園の森山敦司。
静学のサッカーは当時かなり衝撃を受けた!個人技と細かいパスワーク。まるでブラジルの
ミニチュア版みたいなサッカーで、ほんとワクワクするようなサッカーだった。チームメイトの桜井孝司と2人で完璧にフィールドを牛耳って、鹿実とはレベルの違うサッカーをしていたのが印象に残っている。

その森山と桜井が、当時全盛期で大活躍してた、前園真聖のいる横浜フリューゲルスに入団と決まってたので、かなりワクワクした。まるで前園2世のようなプレーぶりだったから、前園、森山、ジーニョ、山口、サンパイオの黄金の中盤を期待した・・・けど、結局鳴かず飛ばずで、完璧にJの表舞台から消えてしまったのは残念。


その他にも、『高校サッカーの申し子』で16点決めた北嶋秀朗。
桐光学園で決勝まで導いた中村俊輔。
79年雪の決勝を制した東福岡の本山雅志、古賀誠史、宮原祐司。
インターハイ、国体、選手権3冠の大久保嘉人。
そしてやはり10年に1人の逸材・・・というと
国見で大会最高得点&最多得点記録保持者の平山相太
平山は高校のときが全盛期じゃないか?と思うぐらい高校時代は凄かった。
巧さでも、今の大迫に引けを取らないほどの選手だった。
けど、今はFC東京でもサブ・・・正直、大成しない選手の仲間いるするのかなという感じ。

他に10年に1人の逸材と呼ばれた選手は
桐蔭学園でプレーして、マリノスの強化指定選手としてプレーもしてた阿部祐大朗
ウ”ェルディでもプレーし、森本の前に和製ロナウドと呼ばれてた元帝京の矢野隼人
清水商業でプレーして、ウ”ェルディに所属していた佐野裕哉
そしてやっぱ天才と言ったらこの人、小野伸二

他にも元ガンバの磯貝(帝京)、元ウェルディの菊原(ウ”エルディユース)
元ウ”ェルディの財前(ウ”ェルディユース)もそう呼ばれてたらしい。

ほとんどの選手が天才、または早熟と呼ばれることになる選手なんだなあと。
10年に1人か?どうかは置いといて、そう呼ばれて順調に来たのは、柳沢、小野ぐらい。
(柳沢は高校時代だけで、それ以降はほとんど10年に〜とかは呼ばれてないけど)

高校選手権で個人的に最も衝撃受けて印象残っている、森崎嘉之、森山敦司も高校時代が
ピーク。うーーーん、天才タイプは長続きしないのか?
俊輔、中田英は天才型というより、努力型というほうが合っているだろうし。

というか、明らかに、10年に1人の逸材と呼ばれる選手を簡単に作りすぎ(+o+)
選手は天狗になっちゃうんじゃないかなって感じする。
結局大成した選手なんか、小野伸二ぐらいなんだから(柳沢もだけど、あまり呼ばれることないから)、そうそう呼ばないほうがいい。

鹿児島城西の大迫も今はすごいけど、その後どうなるか?消えた選手のほうが明らかに
多い、というかほとんど消えてる。から、その後がどうなるかが期待ですね!







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