もう一人の『尊敬する選手』

  • G.G.tomo
    2009年05月14日 23:28 visibility281

尊敬する選手は、東京ヤクルトスワローズの青木宣親選手公言している私ですが、

今日は、もう一人、尊敬する選手を公言したいと思います。

その選手は、






千葉ロッテマリーンズの西岡剛選手です。

西武ファンを公言している者が、同じリーグで、しかも天敵であるマリーンズの選手を尊敬するのは、『おかしい!!』と感じる方がいらっしゃるかもしれません。(汗)

これは本当の話ですけど、私はプロ野球の中で、嫌いなチームはありません。

12球団全てに私の好きな選手がいますし、どのチームもそれぞれの個性があって、大変素晴らしいと思っています。

だから、マリーンズも私は敵視することはそんなにありません。(たまに連敗されていると、少し思いますけど。笑)

西岡選手と言えば、まず目に付くのが外観。

まるでホストのような髪型と、ブランドでかたどった服装、あるクイズ番組でトボけた答えを出したり、更に音楽のPVに出演するなど、野球選手というより、ちょっとしたタレントに見えます。

そんな西岡選手に対して、「チャラチャラしていて気に食わない。」「プロ野球選手らしくない」という批判の声を聞くことがあります。

私も、以前はその一人でした。

しかし、そんな西岡選手のイメージを一転してしまうことがありました。




















それは、西岡選手の本『7【SEVEN】』(写真)を読んだことです。

この本を買った当時の私は、まだ西岡選手に対して、特別な意識を持っていませんでした。

ふと書店に行って目についたこの本を見て、「スイッチ目指しているから、何かヒントがあるかな?」という軽い気持ちで買いました。

しかし、読み始めると、その内容に思わず「この人は凄い!!」と思ったのです。

内容は、全くフザけたことなどは書かれておらず、全て真剣な内容でした。

この本で特に印象に残っているのは、中学2年の時に、「自分の能力を高めるためには、自分で考えなきゃアカン」という自覚が芽生えたことです。

中学という早い段階で、そういう自覚が芽生えたことが大変素晴らしく思い、また私がそういう自覚に芽生えるのが遅かったことに恥ずかしさを感じました。

スイッチヒッターを目指すために、1000スイングを毎日繰り返し、苦しい2軍生活を乗り切ったことなど、努力家であることも描かれ、

また「自分は弱い人間だ。」「スランプはない。打てないのは自分に実力がないからだ。」と、謙虚な姿勢を見ることもできました。

西岡剛という人物像を、180度変えさせたこの本は、私にとってとても衝撃を受けました。

初めて心から「この人は凄い!!」と感じさせました。

その本で明かされた人物像は、球場での西岡選手の姿でも分かります。

いつもTVで西岡選手が打席に立つときに思うのが、「目の色が違う」ということです。

TV番組に出ている時と違い、打席に立っている時の西岡選手の目は、いつも真剣な目をしているように見えます。

その目は、野球に対して真剣に向き合っているような目に思います。

彼はタレントではなく、真剣に自分を見つめ、しっかりした考えを持ち、そして努力を重ねた1流のプロ野球選手だと感じました。

見た目は大事ですけど、見た目だけで全てを判断してはいけないと思いました。

自分のやりたいことをとことんやり、そして真剣に野球に取り組む西岡選手は、青木選手と同じ、心から尊敬します。

・・・しかし、こんなことを書いて複雑なことに、明日のライオンズの相手はロッテや・・・。(汗)









































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