ドアマット~ビッグクラブを倒す喜び~
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VFK魂
2011年08月27日 12:17 visibility607
こんにちは。
みなさん休日のひと時、いかがお過ごしでしょうか?
僕も今週はたまたま土日が休み。
土曜日に甲府の試合があれば間違いなく行けたんでしょうが、
生憎日曜の夜のゲームになってしまいました[d223]
また月曜朝から仕事がはじまりますので、悩みに悩んだけれど豊スタ参戦は断念[d232]
今週は甲府から念を送り速報観戦となりそうです。
で、今日はちょっと先週に引き続き東京へ。
貴重な休みなのでラボの仲間達との飲み会に参加して来ます[d140]
話は変わり今日のタイトルですが「ドアマット」。
ドアマットと言えばドアの前に敷かれているあのマットのことですが、
今日のドアマットは少し違うんです。
皆さんはご存知ですか?
米国のスポーツ界では力がなく成績不振にあえぐチームのことをこう呼ぶそうです。
扉の前に敷かれ、靴で踏まれ続ける屈辱が語源にあるそうです。
強者がその実力通りに勝つことも興行としてのプロスポーツの魅力だが
前評判の低いが強者を打ち破る波乱もまた醍醐味(だいごみ)だ。
強者と弱者を分かつものは何か?
プロスポーツをお金と切り離すことが出来ない以上、球団、
クラブといった運営母体の経済的な体力は一つの尺度になるだろう。
Jリーグが2010年シーズンのクラブ別経営状況を公開した先週末、
が起きた。
J1ではヴァンフォーレ甲府(営業収入10億6700万円)が
浦和レッズ(同56億2500万円)を破り、
J2では栃木SC(同6億6100万円)が
FC東京(同36億7100万円)を破った。
実に営業収入が6倍近いチームを打ち破ったのである[d276]
資料に照らせば現在、J1では営業収入で下位の
甲府、山形、福岡の3チームが順位も16~18位の下位に沈んでいる。
現実は厳しいが、経営規模で劣るクラブだからこそ味わえる喜びもある。
そう、番狂わせに喜びを見出すことが出来るチーム。
視点を少し変えればは、不幸や屈辱ばかりではないのだ。
2008年から3年間、甲府は営業収入でJ2上位に位置していた。
その3年間で忘れてしまっていたことはなかったのか?
今年のクラブキャッチフレーズにある「挑戦」の2文字。
浦和戦の勝利の喜びはヴァンフォーレ甲府の原点、
「あるべき姿」を改めて教えてくれたような気がする。
甲府はいつでも常に挑戦者でなければならない。
甲府の今までの歴史を振り返ると苦労の連続であった。
過去にはJ2ですら全く勝てず入場者が1000人にも満たない試合が年間数試合あり、
プロスポーツの興行として成り立たなくなりクラブが潰れそうになったこともあった。
今想えば、これも懐かしい思い出。
だが、ここまで甲府が成長することが出来たのも、
甲府をかげで支えてくれた数多くの人達の協力があったからこそ、
ここまで(J1)一歩づつ階段を登って来ることが出来た。
これらの人達の目には先日の国立での浦和戦はどんな風に映ったのだろうか。
きっと感無量だったに違いない。
僕はたまたま幸運にも2日連続でこのジャイアントキリングを生で目撃することが出来た。
こんな幸運な出来ごとに2日連続で立ち会えたということは奇跡に近い。
もう一度言います。
なんて良い響きなんだろうか・・・
弱いから嫌いではなく弱いから好きなのである、
要するに変わり者だ、ある意味で僕は変態である[d231]
そんな田舎町の小さなクラブ。
タイトルにも全くといって無縁なクラブではあるが、
これからもずっとずっと僕はこんな甲府を応援して行く。
ヴァンフォーレ甲府が存在する限り・・・。
出来れば来年もJ1でやらせて下さい。
精一杯、最後まで応援していくのでお願いしますm(__)m
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- 事務局に通報しました。
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