ホーム上の捕手とのスリリングな一騎打ち
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虎男
2017年04月29日 23:59 visibility174
今季第三戦。私の運営管理するチームの試合が今夜7時に始まった。人工芝、Y字型の照明塔。そして試合途中からの強い雨。すべる人工芝。そして漆黒の空に舞い上がる飛球を捕れないケースが多々あり、ゲームはシーソーゲームに。ネット裏のベンチで観戦していた妻は「二転三転する面白いゲーム展開」と見ていて喜んでいたが、やっている方はハラハラドキドキの連続の試合だった。
野球にはいろいろな醍醐味が詰まっている。四球でも打撃妨害でも構わない。ランナーになれば、ホームを目指して走ることへの「執着心」はどんなランナーにも胸に宿るはず。私は今日、二塁ランナーとして自軍のメンバーが外野へのクリーンヒットで三塁キャンバスを蹴って、ホームへ突進しようとしたら、目の前の三塁コーチが大きく両手を広げて「ストップ!ストップ!」と指示をだしていたから、三塁キャンバスを蹴った勢いを止めて、一目散に三塁ベースへ戻ろうとしたら、私の後ろのランナーが一二塁間で挟まれている。それを見て三塁コーチャーが「監督!ホーム突入!」と大声で指示するから、戻ろうとした三塁ベースの前でくるりと身体を変えて、ホームへ突進。捕手が内野手からの返球を捕球しミットの中にボールがあるのが見えたから、ホームベースの頭の方へ体を回し捕手のタッチを除けて、回り込むように右手を伸ばして転げるようにホームベースにタッチ!転げまわるような感じでのホームインだったから背中に土がべったりくっついた。
走塁がうまくいくか、否かで点数が入るか入らないかで試合の内容が大きく変わってくる。久しぶりに真剣に走る機会を持てた事と、ホームでのクロスプレーと言うのは、見る方も面白いのだろうが、やる方は「いちかばちか」という気持ちでホーム突入するので、これほど面白いものは無い。今夜はこのスリリングさを楽しめた。野球はやめられない。
- 事務局に通報しました。
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