草野球人に必要な考え方。「謙虚」「素直」「チャレンジ」「工夫」
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虎男
2017年07月16日 15:03 visibility292
草野球をやっている人たちの多くが、「長打を打ちたい」「三振を取りたい」「ファインプレーがしたい。」と思っているはず。それって本当にできる自信があるのと自問して欲しい。年齢が若ければ若いほど、この考え方がこびりついて離れない。そして学生時に部活でやっていた人間たちほど、それが抜けない。なぜなら「自信がある」からだろう。しかし、毎日部活で鍛えていた時代を振り返ってみて、今の自分がそのころとの比較をしたら、あの頃できていたことの何パーセントの技術が自分に「トライしたらできる」と言えるのだろうか。おそらく、今やったら普段の運動不足を考えたら、できないし、やって怪我をして明日の仕事に影響が出てしまうと思う方達の方が大半だろう。
私のように56歳で現役を続けている人間が思うに、数年前にチームの4番を打っていたからとて、年齢による体力の衰え、視力の衰え、持久力の衰え、さらには集中力の衰えを何でカバーすれば良いのか。それを考えて答えは自分の今を見つめて「謙虚に、素直に」を基本にしなければならないってことだろう。謙虚に、そして素直になって考えると、自分の今の野球の実力でチームの中でどうプレーしていけば良いのかが見えて来る。もちろん、和足も多少の経験があってプレーに自信もあるのだが、ここは自分が何をするべきかを考えると、私は打席に入る前から、一番大切な「塁に出る」ことを心がけて行くことに決めている。別に安打でなくても良い。今13試合を経過して、つけてある11試合の自分の記録を見ると打率062である。何しろヒットが今シーズン1本打ったのみ。だが、このヒットには2打点が記録されている。ヒット1本で2人のランナーを返したところに価値がある。だが、私はもっとも自分にとっての勲章は「チームの四球王」で5個を奪っているのだ。出塁率に加算されて、打数には5つほど加算されない。四球を奪い取ることができる最終打順打者が私なのだ。しかし、三振も5つで視力の衰えからか、かなり三振が増えている。ここには工夫がいるだろう。私は、カウントが悪くなったら、今後はバットを短く持ってファウルを増産する姿勢で打撃に取り組もうと思っている。昔のように長打を狙うような打撃は自分には向いていない。相手の投手のでき如何もあるが、引きつけてボールをよく見て、自分の得意なゾーンにボールが来たら必ずセンター返しを心がけ、体が開かないことを意識し、コンパクトにバットを振り抜く。ここに今シーズンの私の出塁率があがるか否かがかかっていると思う。そして工夫が無ければ出塁率はあがらない。ただやみくもにバットを振り回したとて、投手からの投球はそう簡単には打てない。打てないのであれば初心に帰り「小学校時代に教わった非力打者の極意」をもう一度頭に浮かべることも大切だ。
今年の自分は「出塁率」という事に拘っていきたい。もう、大きなものは打つ必要は無い。それよりもランナーとして出て、次の打者に託す。この精神をチームの皆に浸透させていく。その第一歩が明日の練習である。
コンパクトなスイングで単打を狙い、ボールカウントが良ければ四球でも出塁する。チーム貢献のスローガンを頭に入れてプレーをしていきたい。
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