組織とはを教えなければならない人間ほど無駄な時間はない。

  • 虎男
    2018年12月12日 08:01 visibility362

良く、「うちのチームに入れるのは良い人ばかりです。変な人は入れてません。」と言う方がいる。それは、おそらく受け入れ側の主観であり、もちろん宣伝文句としてはベストであろう。サークルやグループを作るのには、最適文句であるし、その言葉がイメージ付けするには「非常に多くを物語っているように聞こえる文句」であることは間違いない。しかし、これは受け入れ側の代表者の「本当の言葉」であるか「勝手な思い込み」であるのかが、入部してきてチームのメンバーとなった後で、ずーっとそう思い続けるメンバーはいると思っていたら大間違いである。人間とは、必ず心変わりしてくる奴がいて、その中でチームの仕事もしないくせに「派閥」や「仕切り」をしようとし始めるバカが出てくる。そうなると、チームと言うのは自然と狂ってくる。それを修正することは、かなり難しい。人間とは単純なもので、欲というものを抑えきれない人間が必ず出てくる。これをどうまっとうな方向へしむけるか、もしくはぶった切ることができるのか。チームの代表者は、この辺での対処法を知っているか知らないかで、その人間が過去の人間関係において、どれだけの修羅場を潜り抜けて来たかがわかる。だからこそ、私は人間関係のことでチームのイメージを外部に言う時には「和気あいあいのチームです。」としか言わないのだ。

 

まず、チームも組織である。組織において何が大事なのか。皆さんならどう答えるのだろう?私は、組織において一番大切なのは、言葉遣いだと思っている。言葉遣いというのは、基本中の基本だ。そして、これを大人になって、教えなければならないことの「時間の無駄」は無いだろう。理由は、「学生ですら、基本的な目上に対しての言葉遣いはできてるんだよ。」ってことだ。大学生の就活での面接において、体育会系の人間がなぜ組織側に受け入れられやすいのかは、ほとんどの方が「タテ社会に慣れている。先輩後輩の序列が分かっている。」と言うが、それもその一つだが、基本は「言葉遣いを教えなくてもわかっている」と言う一番目上からしたら「そんな基本を教えなくて済むから」と言うのが本音なのだ。こんなくだらない基本的なことを社会人になってから教えなければならない時間の無駄ほど社会人、とくに大人はしたくないし、バカバカしくてやってられない。誰がこんなバカを会社に入れることを許可したんだよ。と言う気持ちにならない社員はいないはず。そして、目上に対しての話し方が、基本で来てない人間が自分の目の前にいたら、その組織自体が対外的には馬鹿にされる組織になってしまうと言うことになり、その組織の人事課の程度がそんなレベルだと思われると言う事になり、会社のイメージが悪くなるだけと言う末端からトップまで「そういう目」で見られてしまうと言うことなのだ。そんなくだらないことを「習ってもこなかった」と言う人を採用したら、会社の損失であると言う事になるってことだ。

 

だが、野球をやりたいと言う人間を集めるうえで、こういう部分って最初では見えないのは仕方が無いのかもしれない。本当にその組織の中に入らなければ、わからないものなのである。

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