怪我の応急処置「RICE」


サッカーは格闘技と言われるように、激しいプレーが頻繁に行われます。そのため怪我とも隣り合わせのスポーツです。

そこで、怪我をした時の応急処置として「RICE」という言葉を知っておいた方がいいでしょう。

「それ、知ってる!」という方も多くいらっしゃるでしょう。


RICEとは


R:Rest(安静) ・・・ まずはこれが1番。子供がなかなかできない課題です

I:Ice(冷却) ・・・ 捻挫・打撲など腫れを伴っている時はまずIcingです

C:Compression(圧迫) ・・・ Icingと同様に早めの処置が必要です。強すぎないように!

E:Elevation(高挙) ・・・ 患部が心臓より高い位置になるようにしましょう


これはあくまでも応急処置です。

しかし、休日の試合などで怪我をして、すぐに診察できない状況などの場合、放置して翌日受診するより悪化を抑制することはできます。

但し、その後必ず医療機関で診察を受けたほうがいいです。餅は餅屋と言うことで。


上記を文章にするとしたら、こんな感じでしょうか。

「怪我をしたら、まず患部を冷やし(Ice)内出血や腫れが酷くならないように患部を含めその周辺をあまり強くならないように圧迫(Compression)します。そして患部を心臓より高く(Elevation)して安静(Rest)にしておく」


冷却に関しては色々な説がありますが、応急処置では「温める」ということは無視していいです。まずは冷却して内出血や腫れを酷くさせないことが優先です(圧迫も含め)

但し、長時間連続して冷却すると「凍傷」の可能性もあるので、適度な休憩を挟んで冷却しましょう。


これはスポーツをしている子供達も、基礎知識として知っておいた方がいいでしょうし、それをサポートしている家族の方も知っておいた方がいいでしょう。さらにご家族は、「安静」を子供さんに促すことも重要です。これが1番大変かも・・・(^^;)


P.S


冷却は腫れが引くまでという説もありますが、腫れは目視で判断しにくいので、冷却48時間という説もあります。その後は患部修復のため温める方が良いとされています。しかし48時間過ぎても腫れが引かない場合もあるので、専門医と相談がいいでしょうが・・・

医者によって言うことが違う場合もありますよね・・・

今はスポーツ外来など増えてますので、そちらの方がいいでしょう。


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