日本サッカーの未来予想図


まず始めに、私は「アンチJFA」です。

なぜかと言うと、たくさんあり過ぎて30,000文字では書き尽くせないので省略しますが、正真正銘のアンチJFAです。これを念頭に、この記事をお読み下さい。

JFAを崇拝されている方々はスルーされることをお勧めします。


日本サッカーの歴史としては、華々しい1960年代を除いては結果は出ていません。オリンピックとは言え、1964年東京でのベスト8、1968年のメキシコでの3位と言う成績は、素晴らしいと思います。これは東京オリンピックを見据えた強化の賜物であることは間違いないと思いますが、その後は結果が出ず、また野球人気に押されサッカーは下火となって行きました。

もし、この時代に世界に見習い、日本にもサッカーのプロリーグができていたら、今の日本も世界の上位に位置するサッカー大国になっていたかもしれません。

これは、「たられば」的な話ですが、これを実現できなかった今までの「メキシコ組」が今の日本サッカーを支えたような錯覚を持ち、能力も無いのに主要な「椅子」に我が物顔で座り続ける以上、この先も日本サッカーは発展しないでしょう。


選手たちは、それぞれの高みを目指して切磋琢磨しています。

それは、最近の選手だけではなく、奥寺氏、風間氏を筆頭に、未知の海外リーグへ飛び込んだ選手、ラモス氏、サントス氏のように帰化し日本サッカーに貢献した選手、カズ氏のように世界への道を切り開いた選手、中田氏、中村氏のように日本人のポテンシャルを世界へアピールした選手、本田氏、長友氏のようにビッグクラブでも十分に力を発揮できることを示した選手など、日本サッカーとは別の所で、みんなが「世界への挑戦」をしています。


しかし、JFAはどうでしょう?

一貫性の無いプランに、外国人監督に依存した強化策、世界を知らない人による世界観の創造、すでに世界のサッカーへ仲間入りした錯覚をしている首脳陣。


本当に世界を肌で感じた選手、奥寺氏が62歳。

世界を見据え活動していた風間氏が53歳。

1990年代に活躍した選手達が、40代。


もうメキシコ五輪の美談は止めにしませんか?

それは記録と記憶として、これからも日本サッカーにあり続けます。

それでいいじゃないですか。何もそれを超えるまで、あなた方が日本の頂点に居座る必要もないでしょう。早く次の世代に実権を譲ってもいいんじゃないですか?


常に世界と肌を合わせていた人には、日本人の持っている特性や長所、そして世界には追い付けない部分が見えるんじゃないでしょうか。そうして、日本人が最も力を発揮できるシステムだったり戦術だったり、日本のサッカーを確立してくれるんじゃないでしょうか?

メダル(結果)がサッカーを確立するんじゃありません。

その世界を実際に見て、体験して、挫折を味わい苦難を乗り越えた「人」がサッカーを確立するんです。それを早く気付いてくれないと、日本サッカーの未来に発展は無いでしょう。


奥寺氏が協会トップに立ち、風間氏やWカップ、海外リーグを経験した選手達が、指導者として更に海外でチャレンジした後代表監督を務め、本当の意味での日本サッカーが確立できたとき、日本人の持つポテンシャルが存分に発揮されると思います。


私が生きている間に、これが現実になればいいなとおもいます。



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