俺から見たバルセロナ対セルタ
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ゆーすけ
2022年10月10日 07:23 visibility160
リーガ・エスパニョーラ第8節、バルセロナ対セルタです。
バルサは、インテル戦から数名ターンオーバー。右SBにバルデ、CBにピケとマルコス・アロンソ、左SBにアルバ。左WGにフェラン・トーレスを起用しました。
前半
セルタは4-4-2の守備ブロックを作りますが、積極的にボールを奪いには来ず、ボールへの寄せもゆっくりで、崩されないことに力を注ぎます。
バルサはポゼッションを高め、サイドを使いながら押し込みます。
6分、左からアルバがDFとGKの間に鋭いクロス。フェラン・トーレス、ペドリが飛び込みますがわずかに合わず。
10分、左サイドからバルサのフリーキック。アルバが中央に横パス。ハフィーニャが25mくらいの距離をダイレクトで強烈なミドルシュート。マルチェシンの足元を襲いますがマルチェシェンは何とか左手でセーブ。
11分、左からアルバがアーリークロス。マージョに当たり、ゴール前に浮いたボールをレバンドフスキがヘッド。マルチェシンが正面でキャッチ。
12分、ペドリが右からアーリークロス。アイドゥーがヘッドでクリア。跳ね返りをブスケツがダイレクトで左のフェラン・トーレスにパス。フェラン・トーレスはダイレクトシュート。マルチェシンがセーブ。右にこぼれたボールをハフィーニャが何とかスライディングでつめようとしますが、枠の右に外れます。
16分、中盤左サイドでパスを回し、ガビが左ハーフスペースを縦に走ります。その動きに合わせてアルバがフィード。ガビが抜け出し、ダイレクトで中へグラウンダーのクロス。ヌニョスがスライディングでクリアを試みますが、止めるのが精いっぱい。ペドリが走り込んで蹴り込み、バルサが先制します。
先制点を許したセルタは、少しDFラインが上がった感じがします。
22分、左サイドのガビが左ハーフスペースにいたブスケツにパス。ブスケツはダイレクトで前方にスルーパス。アルバが抜け出しシュート。DFに押された影響もあり、枠の左に外します。
26分、バルサ陣内中央でガビがアスパスにスライディングを仕掛けてボールカット。バルサのカウンター。ガビは右ハーフスペースのペドリにボールを預けて左ハーフスペースを駆け上がります。ペドリはドリブルで持ち上がり右のハフィーニャへパス。ハフィーニャはトラップからクロス。アイドゥーの頭上を抜けてガビに届きますが、バウンドが合わず、ガビはシュートを打てません。
32分、自陣右サイドでベルトランがバルサのプレスを剥がしにかかり、縦にドリブルからワン・ツーを入れて前線に走り出します。その動きに合わせてベイガがスルーパス。ベルトランが右サイドを抜け出しますが、マルコス・アロンソに追いつかれます。ベルトランは一度止まってクロス。ラーシェンの後ろにボールが行きますが、ラーシェンは足を伸ばしてボールを止めて難しい体勢からシュート。枠の左へ外れます。
40分、ハフィーニャがペナルティエリア内で深い切り返しから縦へ突破を図りますが、DFの体にぶつかり転倒。主審はファールをとりませんでした。DFは切り返しに動きが止まっていて体で止めようとはしていなかったし、ハフィーニャがDFをかわそうとしてジャンプしたもののぶつかってしまっただけなので妥当な判定だと思います。
44分、バルサの右コーナーキック。中央でピケがヘッドで合わせますが、枠の上。
バルサが1-0とリードして折り返します。
後半
セルタが本格的に前からプレスをかけてくるようになりました。
46分、オスカル・ロドリゲスが自陣右ハーフスペースでボールをカットし、セルタのカウンター。オスカル・ロドリゲスは右のアスパスにボールを預けて左ハーフスペースを駆け上がります。アスパスはカットインからオスカル・ロドリゲスにスルーパス。フリーのオスカル・ロドリゲスはダイレクトでシュート。枠の右に外します。
セルタはビッグチャンスを逃します。
53分、バルサの右コーナーキック。ニアへのボールが抜けてきて中央のブスケツがとっさに足を出してシュート。ゴール右へボールが飛び、そこに入っていたフェラン・トーレスもとっさに足を出して合わせますが、ボールはゴール前を横切り左へ。そのボールをレバンドフスキがつめますが、マルチェシンが素晴らしい反応をみせ上にはじき出します。ただ、フェラン・トーレスがオフサイドでした。
55分、セルタが高い位置でボールをカットしショートカウンター。一度は勢いを止められますが、右サイドのオスカル・ロドリゲスに展開。オスカル・ロドリゲスはタメて外を回ったマージョにパス。マージョはクロス。ブスケツがニアでヘッド。浮いたボールをオスカル・ロドリゲスがヘッドでニアへパス。走り込んだベイガがトラップからクロス。ニアのアルバ、マルコスに当たりコースが変わりテア・シュテーゲンがはじきます。こぼれ球をオスカル・ロドリゲスがダイレクトシュート。マルコス・アロンソがブロック。
攻勢に出たセルタが主導権を握ります。バルサは連戦の疲れが見え始め、押し込まれ始めます。
58分、テア・シュテーゲンが右サイドへのキックミス。オスカル・ロドリゲスがカットし、中央へパス。ベイガトラップからシュートもブスケツがブロック。
68分、マルチェシンが前線左サイドへフィード。DFラインを上げていたバルサの裏をとり、ハビ・ガランが受けて、バルデを股抜きしカットイン。ハビ・ガランはカバーに入ったピケのスライディングを中央へのパスでかわして縦へ。パスを受けたアスパスはタメてからハビ・ガランへスルーパス。ハビ・ガランは角度のないところから強烈なシュート。左ポストテア・シュテーゲンに当たり、ボールはゴール前を横切り右へ。ラーシェンが落ち着いてヘッドで押し込みます。しかし、アスパスのスルーパスを受けたハビ・ガランがオフサイドでノーゴール。同点にはなりません。
83分、セルタはハーフウェーライン手前からフリーキック。クイックで右のスペースへフィード。走り込んだマージョがヘッドで中に折り返し、ニアのパシエンシアがフリック。後方に入り込んだアスパスがトラップから右足シュート。テア・シュテーゲンが左足でブロック。
89分、左サイドの高い位置からスローイン。ゴールライン手前でボールを受けたパシエンシアがセルジ・ロベルトを背負って受けてキープ。パシエンシアはゴールラインの狭いほうへ意表を突いたターンでセルジ・ロベルトを抜きクロス。ファーに抜けたボールに対し、ファティがマージョの前でボールをはじきます。こぼれたボールをオスカル・ロドリゲスがダイレクトボレー。たたきつけすぎて上手く当たらなかったボールが右へ外れ、マージョがヘッドでつめようとしますがテア・シュテーゲンがシュートコースを狭めてセーブ。
セルタが猛攻を仕掛け2回バルサゴールに迫りますが、最初の縦パスがオフサイドで失敗。
※オフサイドディレイでプレイは続いていたので見ごたえはありました。
1-0でバルサが逃げ切りました。
気になったプレーヤー
バルセロナ
#8ペドリ
インテル戦に続きゴール前に走り込み仕事をする。この動きが増えてくれば得点数も増えてきそう。
#30ガビ
この試合ではスライディングが素晴らしかった。今までは相手に当ててしまいファールになることが多かったが、きれいにボールが奪えていた。タイミングがつかめてきたのかな。
#1テア・シュテーゲン
ファインセーブを見せ、無失点に抑える。無失点記録も更新中だが、試合中に腰を痛めたのが大事に至らないことを祈りたい。
#9レバンドフスキ
この試合では見せ場が少なかった。スプリントを見ると明らかにキレが落ちている。ずっとフル出場しているから疲労が溜まっている。ターンオーバーしたいところだが、インテル戦、クラシコと続くのであと少し頑張ってもらいたい。
#3ピケ
セルタのクロスをはね返す。空中戦では絶対の強さを誇る。
#18アルバ
前半は効果的なクロスでチャンスを演出。後半はチーム状況に足を引っ張られ存在感が薄れていった。
#11フェラン・トーレス
結果を出そうともがくが逆効果。周囲と連携すればもっとチャンスに絡めるはず。
セルタ
#5オスカル・ロドリゲス
この試合のキーマンだった。チャンスはあったけど決められず。
#10アスパス
決定機を決めたかった。テア・シュテーゲンから1番ゴールを奪っている(9ゴール)が今日は決められず。
#8ベルトラン
豊富な運動量で守備を支える。
#2マージョ
タイミングよくオーバーラップしチャンスに絡む。何シーズンも見ているが、いつ見ても気が利く選手。
総括
バルセロナ
前半はいい内容だったが、後半は疲労の色が濃く耐える試合になってしまった。マジョルカ島に行き、ミラノに行きとアウェイゲーム2連戦は想像以上にきつい。ただ、失点0に抑え、勝ち点3を取れたことはインテル戦、クラスコに向けて大きな収穫。まずはインテル戦で勝利してクラシコに臨みたい。
セルタ
前半は抑え気味に、後半勝負を変える戦術だったのか、失点したから前からプレスをかけようと思ったのかは不明だが、1試合の流れとしては良かった。得点は奪えなかったもののチャンスはたくさん作ることができた。ボールの取りどころが定まればもっといいチームになりそうです。
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- 事務局に通報しました。
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