俺から見たワールドカップ③

ベスト4が出そろいました。

 

残りは準決勝、3位決定戦、そして決勝の4試合。

 

今回は勝手に試合展開、優勝チームを予想したいと思います。

 

アルゼンチン対クロアチア

オランダ戦での不適切な言動、行動がアルゼンチンにどの程度影響を与えるかはわかりませんが、大量の出場停止はないと仮定して話を進めたいと思います。

 

アルゼンチン

メッシに依存することなく、ビルドアップや崩しができるようになりました。これにより、メッシの戦力分を上乗せしたチームになってきています。守備も強度はそれほど高くないにしろ、前からのプレスが可能ですし、好チームになっています。

 

クロアチア

モドリッチを中心に試合巧者ぶりを発揮。以前、前回大会よりも衰えを感じる記事を書きましたが訂正させてください。

 

申し訳ありませんでした。

 

不屈の精神を持った粘り強いチームになっています。衰えを知らないモドリッチがゲームを組み立て、前線のペトコビッチは体が大きい上にボールキープが巧い。ペリシッチも運動量豊富で攻撃にアクセントを加えられます。こちらも好チーム。

 

試合展開は相手の出方をうかがいつつ、先制点の奪い合いになりそう。クロアチアが奪ったら余裕で逃げ切りそうですし、アルゼンチンが奪ったら追加点を奪いに行くのか、逃げ切りを図るのかの決断に迫られます。

 

延長戦を2試合戦っているクロアチアのほうが消耗が激しそうですが、プレーを見ているとリカバリーが上手でコンディションはさほど変わらない気がします。

 

アルゼンチンが勝ちそうな気がしますが、とてもいい試合が期待できそうです。

 

フランス対モロッコ

 

フランス

優勝大本命ですが、エムバペはたぶん怪我をしています。ポーランド戦の終盤、デシャン監督がエムバペに「守備のポジションにもどれ」と言ったのに戻らなかった。その後2ゴールを決めてエムバペはすごいとなりましたが、デシャン監督の声掛けの直前にエムバペが一瞬トリングスを気にする仕草が見られました。その後ポーランド戦ではドリブルは控えていました。続くイングランド戦、エムバペはフル出場しましたが、ドリブルで突破したのはカウンターの1回だけ。今までだったら強引にドリブルで仕掛けていたところもパスでつないでいました。モロッコ戦までにどの程度回復するのかわかりませんがフランスの戦力ダウンは大きいと思います。ただ、グリーズマンが攻守にわたり大貢献。準々決勝ではジルーのゴールをアシスト。グリーズマンがどこまで輝けるかがポイントになります。

 

モロッコ

スペインには勝つと思いましたが、ポルトガルも続けて破るとは思いませんでした。まだ、ポルトガル戦は見ていませんが、粘り強い守備が持ち味。ＧＫボノ、ＣＦエン・ネシリ、ＳＢハキミ、ＦＷツィエク、ＭＦアムラバトとヨーロッパサッカーを見ている人は知っている玄人好みのタレントがいます。この中でも中盤のアムラバトが守備ですごく効いており、ＧＫのボノと一緒に堅守を支えます。攻撃では一発のあるエン・ネシリがポルトガル戦ではすごいヘディングを決めました。

 

順当にいけばフランスが勝ちそうですが、エムバペがトップフォームを取り戻せず出場した場合はモロッコにかなり勝機が生まれそうな気がします。イングランド戦では、エムバペが左サイドを押し込めず、徐々にイングランドに押し込まれました。モロッコが勝つのではないかと思っています。

 

最後に優勝国。

 

私の予想はアルゼンチン。

 

ただクロアチアが決勝まで進んだらクロアチア。フランスはエムバペのコンディションが戻らずに敗退。モロッコはアルゼンチン、クロアチア相手だとちょっと分が悪い気がします。

 

さて、残り4試合、楽しみにしたいと思います。