
遅い遅い遅い
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七ツマル
2013年08月01日 01:12 visibility69
遅ぇ
それが名古屋の選手たちが鹿島に感じた正直な感想だろう。
攻守の切り替えが遅い。
プレスへの出足が遅い。
判断のスピードが遅い。
名古屋は、最近、アーセナルの速さを体感したばかり。
それだけに、この試合の鹿島は拍子抜けするほど遅く感じ、かなり余裕を持ってプレーできたことだろう。
だから、試合は名古屋のモノとなっていた。
鹿島はコンパクトな布陣で主導権を握って戦う狙いなのに、チームが機能してない。
切り替えが遅く、前からのプレスが機能してないから、相手を追い込めず、後追いの守備になってしまう。
ただでさえ、個々の高さ、パワーでは分が悪い構成なのに、後手後手に回っては、ボールを奪い、主導権を握るどころではない。
奪いどころがないまま、ボールを回され、ジリジリと押し込まれていく展開に持ち込まれてしまう。
青木がケネディを掴んで倒し、PKを与えて、先制を許し。
CKのこぼれ球を繋ぎきれずに、カウンターをから玉田に決められ、前半で2失点。
終いにはFKのマークがつききれず、ケネディにやすやすと押し込まれて、3失点。
鹿島も前半から何度かチャンスを創ってはいたが、楢崎の好守にあい、なかなかゴールを割れず。
ダヴィの負傷による本山投入での4231の布陣でリズムをつかみかけるも、決定機を創りきれず。
ロスタイムに、柴崎のクロスを大迫がすらして決めた1点が精一杯。
結局、ホームでの快勝をそっくりそのままやり返され、1-3の惨敗。
敵将ストイコビッチに、『試合内容に関しては、完全に我々のものだった。ポジショニング、ゲームの支配力で相手を上回っていた。』と語らせてしまうような試合をしてしまった。
中断明け、折り返しの第1戦、優勝へ向けて勢いに乗っていこうとした矢先に、この敗戦はガッカリだ。
戦術、コンディション、意識の調整はどうなっていたのか⁉
中断期間中に勝利への準備が成されていなかったかのように思えてしまう。
ただ、気落ちしていても仕方がない。
次の試合はすぐにやってくる。
とられたらすぐに獲り返しにいく、素早い攻守の切り替えは、意識の問題ですぐに解決できるハズ。
また、攻撃の連動性が比較的スムーズになる4231の布陣を採るのもアリだと思う。
4231でも、東アジア杯のように大迫をセカンドトップ気味にしたり、コンフェデ杯ブラジルのフッキのようにダヴィを右へおいたりすることで、大迫ダヴィの強力アタッカーを共存させることは可能なように思える。
とにかく、連戦の中でも勝利への準備を怠らずに進めてほしい。
次は、ホームでの大宮戦。
前半戦の主役となった組織力、守備力が高い相手だが、屈するわけにはいかない。
目の前の勝利に全力を尽くす鹿島らしい戦いを取り戻そう!
次の試合は絶対に勝つぞ!!!
- 事務局に通報しました。
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