ダヴィ厄日

アウェーでの浦和戦同様非常に風向きの悪い試合。
コンタクトプレーの笛は鹿島に厳しく、ペナ内でのハンドも見逃される。
純粋なサッカー以外のところで神経を使う残念な試合。

中でもダヴィにとっては非常に残念な試合となってしまった。
CKの守備でマークに付いた那須に上からヘッドを叩きこまれ、先制を許す。
得意の激しく競り合いながらの突破は、ことごとくファウルをとられる。
挙句の果てに、前半からやり合っていた森脇の挑発に乗せられ、退場。。。
森脇の人をイラつかせる才能に屈してしまったのが、残念でならない。
タイトル狙うチームの一員なら、サッカーに集中していかないと!

ダヴィの退場劇で壊されてしまった試合と言えなくもない。
が、逆境の中でも勝つために全力を尽くし続けるのが鹿島のプライド。
集中力を切らすことなく、虎視眈々と反撃の一手を狙い続ける姿勢を魅せてくれていた。
セレーゾ監督も称賛していたが、特に、一人少ない中でも猛然とプレスをかける小笠原のプレーには目を見張るものがあった。
ただ逆襲の勢いを出すには、チームとしては未熟であり、個の力も足りなかったのも事実。
ボールをなかなか前に運べず、反撃のチャンスを創り出すことができない展開を続けてしまった。
逆に原口のドリブルに対して当たりに行き切れず、ミドルから失点。
交代選手も流れを変えるには至らず、久々に出場した野沢も試合に入り切れない。
87分に、槙野がハイボールの処理にもたついた隙をつき、大迫が競り合いながらの豪快ボレーをたたき込んだのが、精一杯の反撃。
追撃弾の勢いに乗ってのもうワンチャンスも創り切れずに、そのまま1-2で敗戦のタイムアップ。

ここ数年なかった勝負所での敗戦は正直ショック。
でも、これで何かが決まった訳でもない。
小笠原が常々言っているように、勝点計算の算数をしていても仕方がない。
目の前の試合の勝利に全力尽くすことは、どんな状況であれ変わらない。
この悔しさをチームの成長の糧と変えて、強くなっていけばよい!

まだシーズンは終わっていない!
切り替えて、次の川崎に挑んでいこう!!
次の試合は絶対に勝つぞ!!!

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