最後まで戦い抜け!

2-1でかろうじて勝ち抜け。
カップ戦は結果がすべてだから。
次のステージに進めたことを、まずは素直に喜ぼう。


『京都は面倒な相手だけど、非常に良いチームだと思う。』
という遠藤のコメントどおりの相手だった。
球際の寄せは早く厳しく、自由にボールを回させてくれない。
競り合ったボールが相手に吸いついてきてると思うぐらい、セカンドボール奪取では劣勢に。
縦の速いカウンターにはヒヤリとさせられたし、近い距離間のパス回しからボールを奪うのは困難だった。
そして、最後尾を締めるのが強さ高さ堅さ兼ね備えたバヤリッツア。
確かに簡単に勝てる相手ではなかった。


それでも、集中した守備と、相手の決定力の低さで前半を凌ぐと、後半立ち上がりで2得点!
54分、左サイドをドリブルで抜け出したジュニーニョからの絶妙なクロスを、ファーサイドに走り込んだ遠藤が落ち着いて頭で押し込み先制!
67分、右サイドペナルティエリア深くまで突破した大迫のGKの上の狭いスペースをを狙ったシュートのこぼれ球を、ダヴィが頭でねじ込み追加点!!
勝負所での個の力、決定力を魅せつけて、4回戦進出へ大きなアドバンテージ!

と、これで終われば良かったのだが。
ペースダウンが過ぎて、相手の逆襲の勢いにのまれる悪いパターンに。
その勢いを抑えきれず、75分に横谷に突破され、そのまま失点。
梅鉢、本山を投入し、中盤を落ち着かせて主導権を握り返そうとするも、危ない場面を潰し切れず。
最後は岩政投入、山村ボランチのスクランブルで逃げ切り態勢を確保。
『本当に京都さんが同点に追いついてもおかしくない状況を、自分たちから招いてしまいました。』
とセレーゾ監督も語るぐらいのゲームコントロールのまずさをみせてしまったが、かろうじて90分での逃げ切り成功。。。


昼の試合の日差しも相まって、ホントしんどい試合だった。
そんな中でも最後まで京都の選手たちが走り抜いていたことが苦しめられた要因。
しかしそれは鹿島もやらないといけないこと。
『現代サッカーでは、試合中に慢心してしまったり、ペースダウンしてしまうことは絶対にあってはならないことです。』とセレーゾ監督も話しているとおり。
そういう戦い方、姿勢では、天皇杯も、リーグもタイトルには届かなくなってしまう。

ただ、この試合の反省点は、監督はもちろん、選手も分っている。
次の浦和戦には、最後まで集中を切らさず走り抜き、戦い抜いてくれるだろう。
そして、どんな相手に対しても同じ姿勢で戦うことでタイトルが見えてくる。

間の前の試合の勝利に全力を尽くす!
それが鹿島が築いた勝利の伝統!!
次の試合も絶対に勝つぞ!!!

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