ナックルボーラーに沈黙
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HiRO
2007年06月02日 13:49 visibility156
さ、ぼちぼち、チームとしてもエンジンかけてアクセル踏み込んで、という時期に、信彦にアクシデント。
前日、4安打と復調の兆しをみせ、さあ、ここからか、と思われた矢先にゲーム前のアップで肋軟骨挫傷。このゲームは欠場し2、3日様子を見るそうだが、場所がもろにスイングに関わる場所だけに心配だ。
ここ数試合、安定感抜群のガトームソンに対するは、王さんのサインをもらったナックルボーラー、フェルナンデス。
ナックルボールなんて打ったこともない打者がほとんど。打席や、他の打者の打席を見るなかで、どう攻略するのか見つけていくしかあるまい。
そのフェルナンデスの立ち上がり。
前日に引き続き、新井が2足を引っ張る。3番多村の3塁線深いところへのボテボテの打球を新井が悪送球(記録はヒット)。その多村が2盗を敢行、捕手からの送球がそれ、多村は3塁へ。2死3塁。
信彦に代わり4番に入る小久保も多村と同じようなボテボテの3ゴロ。これを新井がまたも悪送球(今度はエラー)。これで、多村はホームイン。
記録上は1安打だが、事実上無安打での得点。新井は前日のこともあって、ちょっとイップス気味か?
もともとSwallows時代にCarpと相性が良かったというガトームソン。6回まで僅か1安打の素晴らしいピッチング。
が、初回に相手のミスで1点をもらったHawksも、フェルナンデスのナックルをまともに捉えられない。スミ1のまま、スコアボードには0が並ぶ。
7回、東出の1塁内野安打を皮切りに、栗原の詰まった打球で1、3塁。ここで新井が自らのミスをバットで取り戻す。センターフェンス際の深いフライ。タッチアップで3塁走者が返って同点。
東出の出塁は、ガトームソンの1ゴロへのベースカバーが遅れたもの。1塁線、抜けた、と判断したのだろうが、前にも、ガトームソンが外野からバックホームの返球の際、捕手のバックアップに行っていなかったことがあった。こうした細かな怠慢が1点を争うゲームでは命取りになりかねない。
8回、無死から緒方に2ベース、喜田にライト前へ運ばれ、またも無死1、3塁。石原の打席1-1の並行カウントからスクイズ!インハイへのボールを避けながらも上手くバットに当てられ、逆転を許してしまう。
その裏、2ベースで出塁した本多が、多村の投ゴロに飛び出してしまい2、3塁間に挟まれ憤死。で、小久保が4-6-3のダブルプレー。
結局、相手のミスでもらった点以外に得点できず、好投ガトームソンを見殺し。
怪我人が相次いでいるのは仕方ないにせよ、ちょっと攻めが淡泊。ベンチワークにも、選手にも、もう少しがむしゃらに1点を取りに行く姿勢が欲しいね。ヒットを連ねて得点するだけが野球じゃない。
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