緊急登板王、誠のお立ち台!
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HiRO
2006年06月08日 02:48 visibility75
Giants 3 - 8 Hawks
先発神内が1アウトも取れず3安打2四球3失点で2人のランナーを残して降板する大誤算。
だが、今のHawksには、こんな時、実に頼りになる男がいる。
緊急登板王。背番号31、佐藤誠。
さすがに準備不足か、替わって最初の打者矢野にはヒットを許し満塁とするも、原俊介を三振、仁志を3ゴロゲッツーで切り抜ける。
その裏、3ベースの川崎を、2死から松中が高いバウンドの内野安打で返し2点差。
それにしても、ファーストライナーにはなったものの、この日、腰痛の柴原に替わって3番に起用された小斉のバッティングの思い切りのいいこと!
王さんの思い切りの良さにも惚れるけど、あのスイングを魅せられると、そうしたくなった気持ちも分かるというもの。
3回裏、大村の2ランHRであっさり同点。本当に軽くチョコンと振ったように見えるんやけど、軸がぶれずにシャープに軸回転しとるからこその一撃。
続いて、ズレータのタイムリーも飛び出して、もう1点を追加し逆転。
ついに、3点差ビハインドの呪縛を跳ね除けた瞬間。
初回ノーアウトから登板した佐藤誠は、2回以降4回までを僅か1安打に抑える完璧な先発の代役ぶり。
続いて、1軍再昇格の三瀬が、5、6回の2イニングをノーヒットで完璧に抑える。
7回には、吉武が3人でピシャリ。
1点リードのまま迎えた7回裏。
的場の"ド下手"バント失敗でランナー松田までアウトになって2死。1点差を考えると嫌な流れに変わりかねないこの場面。だが、Giants先発西 村が、続く大村を歩かせたところで降板。替わった佐藤宏志が、大村の2盗後、結局川崎も歩かせてしまい、小斉の打順で切り札大道。Giantsは鴨志田に繋ぐも大道が粘って四球を選ぶ と、もはや松中とは勝負をするしかない。
今の信彦はすっかり好調、バットが振れている。まともに勝負さえしてもらえりゃ、そりゃ打つよ、とばかりに3球目のやや甘いカーブを右中間3点タイムリー2ベース。続くズレータにもタイムリーで、この回、4点。
8回を藤岡、9回を竹岡、という完璧な継投で快勝。
3点のビハインドをひっくり返した事なんて、もうどうでも良くなるくらい、とにかくリリーフ陣が素晴らしい!
んせ、先発が1死も取れずKOされてもゲームを作れるんやから。 こうなってくると、王監督の継投の思い切りの良さも光ってくる。田上や小斉ら、いいと見た若手野手起用の思い切りも好循環。
シーズン序盤を孤軍奮闘して支えてきた先発陣に陰りが見えてきたけど、良いタイミングでリリーフ陣と待望の活きのいい若手野手が出てきた。柴原の休養も今の状態なら痛くない感じだ。
Giantsは4月の好調さが嘘のように満身創痍。この日はイ・スンヨプまでもが突き指で退場。これで欠場することにでもなりゃ、由伸に小久保、スンヨプとクリーンアップをまるまる欠く事態になる。
とはいえ、せっかくのチャンス。手加減なしで3連勝とさせてもらいましょう。
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- 事務局に通報しました。
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