3度目の正直

  • HiRO
    2006年06月12日 02:01 visibility43

Swallows 2 - 4 Hawks

この2試合、Swallowsに先攻され、追い付きこそすれど勝ち越しのあと1点が獲れず、追い付いた直後に勝ち越し点を獲られるという、全く同じパターンで古田Swallowsに破れたHawks。

今日も、その3度目の再現なるか?という試合展開。

7回裏、2-2の同点に追い付くも、あと1点が奪えず迎えた8回。1死満塁のピンチのマウンドに立つは藤岡。捕手は、先発山崎に代打が出た関係で的場。これだけでもう嫌な流れ。

だが、ラミレスを2ゴロで本塁封殺(森本ナイスプレー!)、ラロッカをライトフライに打ちとり、このピンチを凌ぐ。

昨日までは、ここで点を獲られていた。
それを凌いだ直後の8回裏。

2死から信彦。フォークを狙い澄ましてライトスタンド上段へ。これぞ、4番の一振り。貴重な勝ち越しの13号弾。
ここで1本欲しいという場面での1発。これを4番の仕事と呼ばずして何と呼ぶ?!
続くズレータにも13号弾が飛び出し一気にリードを2点に拡げる。

こうなれば、9回表は馬原の出番。
ハナから150km/hを超えるストレートを連発し、ゲームセット。

勝ち投手は満塁のピンチを凌いだ藤岡。惜しくも、先発し好投した神内に白星はつかなかったが、先発としての目処は立ったといっていいピッチングだった。

この3連戦、2試合を同じような試合展開で負けていたのを中継ぎの踏ん張りと主砲の一撃で跳ね返した快心の勝利。

これで交流戦、Swallowsとは3勝3敗の5分。
この前の神宮での対決といい、簡単には勝たせてもらえない。今、最も手強いチームといっていいだろう。


駆ったけれど、昨日に引き続き、敢えて苦言...

的場のリード。9回、馬原の場面で、先頭の古田にヒットを打たれ、宮出に対し、外のストレート一辺倒。ストライクゾーンでなくていい、1球でもフォークを放っておけば、ストレートで空振りが獲れるのに。結果的に三振をとったものの結果論。1球だけフォークを放らせる、もしくはインコースに放らせる、その思い切りも必要なのだが...残念ながら、的場にはその「1球の勇気」がない。

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