長いシーズンを戦うための1敗

  • HiRO
    2007年03月25日 12:59 visibility51
3/24 (ORIX)Buffaloes 8 - 5 Hawks

パ・リーグの開幕。
我がHawksは、地元福岡にコリンズ新監督率いる(ORIX)Buffaloesを迎えての1戦。

Hawksというチームの選手やファンにとっては、単なる開幕戦ではなく、王監督の262日ぶりの公式戦復帰戦でもあり、今季の開幕には今まで以上の強い想いがある。


あのマウンドから5ヶ月。再びマウンドに立つ斉藤和巳。
が、昨季の心身の疲れが癒せていないのか、オープン戦最終登板からピリッとしない。

毎回、先頭打者の出塁を許し、ストレートの四球を与える。味方が点を獲った直後に相手に点を与える。およそ、和巳らしくないピッチングが続く。
それでも6回までを3失点に抑えるあたりは流石だ。
ローズへの1投はインコース厳しいところ。失投ではなかった。ローズ侮るべからず。

和巳に、昨年1年間の勤続疲労がないといえば嘘だろう。あそこまで自身を苛烈に追い込むことを、毎年求めるわけにはいかない。本人は、自らを奮い立たせるつもりが多分にあろう、2年連続沢村賞を口にするが、今季は他の投手に頑張ってもらわねばなるまい。

打撃陣は心配なさそうだ。
多村に移籍第1号に第2号まで。移籍後、結果がなかなか出ない場合には、その期待とプレッシャーから焦りを生じバッティングを狂わせていくこともあるだけに、早々に結果が出たのは心強い。
信彦の犠牲フライに、小久保の好走塁など、主力は万全。あとは、6、7番あたりでランナーを如何に帰せるか。

満塁のチャンスで吉田修司に抑えられたのが痛かった。野球を続けられる歓びとモチベーションの高さにやられた感じだ。

三瀬は大丈夫かな?今季も不安。(もっとも昨日は世界フィギアがあったので野球どころではなかった、という噂もある(違))

ま、藤岡にしてもそうだが、オープン戦が上手くいきすぎた感はある。オープン戦の時期にはもっと悪い部分が出ていたほうがいい。
その意味では、早い段階で悪い部分が出たのは良しとしよう。

何よりも、選手もベンチもファンも、今季はHawksの下馬評が非常に高く、また実際に手応えも感じていたはずだ。オープン戦も順調すぎた。
が、それが心の隙を生むことにもなりかねない。
その意味では、昨日負けたのは悪いことではない。むしろ長いシーズンを戦う事を考えればプラスだったのではないか。

親父の快気祝いは残念ながらお預け。
今日、ちゃんとやろうね。

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