ブキャナン大爆発
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HiRO
2007年04月01日 19:24 visibility48
先発は斉藤和巳。
前回登板となった開幕戦では「らしからぬ」投球で開幕勝利を逃している。が、和巳の不調はこのゲームに限ったものではないと見る。おそらくは、昨季の疲労の蓄積があるのではないか。
そんな和巳に、今日は華々しい援護があった。
1回表、Marines先発久保の立ち上がり。
簡単に2死となったあと、多村、信彦と連続四球。久保の制球も良くないが、この2人、低めのフォークに全く反応せず。見極めが出来ている。
2死1、2塁で、小久保。2球目の真っ直ぐをスパーンと振り抜くと打球はレフト前へ。2塁から多村が生還し先制。
さらに柴原が四球を選んで、続くブキャナンの打席、2死満塁で2-3のフルカウントとなって久保が投じたボールは、インコースよりの甘い真っ直ぐ。ブキャナンのスイングの瞬間、それと分かるレフトスタンドへのグランドスラム!
初回に5点を先制。本来の調子ではない、和巳には有り難いビッグプレゼント。
3回に1点を返された直後、4回のHawksの攻撃。
先頭柴原が1塁線を破る2ベース!っと思ったら、1塁塁審の足に当たってファースト止まり(審判に当たった場合、審判は石コロに当たったのと同様に見なされる)。
続くブキャナンがまたも2-3まで粘って、今度はスライダーをレフトスタンドポール際にライナーで放り込む!
2打席連続弾!
前の打席はフルカウントからの真っ直ぐ。それが頭にあったので今度はスライダーを予測していたらしい。
6番柴原、7番ブキャナンに当たりが出だすと本当に頼もしい。
和巳は、ストレートにもキレがなく、フォークをカットされるなど、やっぱり本調子にはほど遠い。ストレートの四球を与えるなど開幕戦に引き続き「らしくない」ところを見せつつも、大量点にも守られ、被安打5、2失点で凌ぐ。
Hawksは、7回にも本多の1号ソロで1点を追加。
7回はニコースキー、8回は柳瀬と繋ぎ、9回は森福がマウンドへ。キレのある小気味のいいピッチング。アウトを全て三振でとってゲームセット。
和巳はちょっと心配。でも、ま、昨年ほどでなくとも今日のように6回を2、3点程度で抑えてくれればね。今季は和巳以外の4本柱が良さそうやし、打線の援護も期待できるしね。
この日、観ていて、もっと心配だったのがズレータ。なんかファイトが湧いてない感じ、覇気がないというか、何というか......。凡ミスもあったしね。
王監督も心配顔。
それにしても、残念だったのがHawks応援団。
ファーストへのファールフライを落下点に入りながら捕り損ねたズレータに「いいぞ、いいぞ、ズレータ」のコール。かつての可愛さ故の憎さ100倍なんかも知れんけど、あんなんはやめようや、みっともない。
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- 事務局に通報しました。
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