貴重な経験

  • HiRO
    2006年08月06日 18:40 visibility70
Hawks 2 - 3 Marines

勝ち星にこそ結びつかなかったけど、ピッチング内容はそんなに悪くはない寺原。ただ、今のところちょっとツキもない感じもある。
この日も、初回に2ベース性の当たりをボールボーイに処理を妨げられ3ベースにされ、結果1点を先制されたりとかあったけど、ああいう不運なシーンの後こそ、点に結びつけないことが大切。

でも投げる度にちょっとずつ、その姿勢も含めて良くなっていっている感はある。それは前日も登板した和巳の姿と無関係ではないはずだ。

「カズミさんは練習中すごく集中していて、近寄れないオーラが出ている。そんな姿が今日のマウンドでも出ているのを感じた。ピンチになってもまったく動じない。だからエースって言われるんでしょうね。」

「完投や完封ができれば一番いいが、とにかく1回の積み重ね。チームが勝つために、自分に必要な回数をしっかり投げます。」

その試合の流れやツキすらも強引に引き寄せ鷲掴みにせんとする和巳の姿、その姿勢で投げていれば、いつかは結果もついてくるよ。


試合は1点に泣いた格好。

城所の本塁突入での判定が悔やまれるけど、それも含めて野球。映像では足は確かに入っているように見える。けど真正面から真正直にスライディングしたのも事実。判定を確実にして貰うなら、捕手の後ろに回り込んで本塁にタッチするとか、足がウリの選手としては工夫が欲しい。
判定には腹が立つやろうけど、それを考えるくらいなら、他に出来ることはなかったか、やりようがなかったか考えた方が自分のためになるというもの。

このところ、好投を続けていた篠原が1球に泣いた。パスクチを追い込んだあの場面。あそこは外の真っ直ぐで良かったのか。山崎は自問自答やね。

こういう競った展開での1点の攻防。
そこには、どんな練習でも得難い糧がある。ましてやチームの首位争いの最中である。そこで戦いながらでないと味わえない極限の状況というものがある。今、それを味わえるのは若手にとっては初となる貴重な経験だ。
若手選手には、それを味わえること自体を歓びに、そこでの経験、酸いも甘いも全て自身の糧として欲しい。

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