ビジョンなき日本球界

  • HiRO
    2006年06月12日 03:18 visibility47

いったい、いつまでONに頼るつもりか?!
王さんが北京五輪監督を断ったかと思えば、長嶋さんの名前。

 

呆れてモノが言えん。

 

Jリーグ発足の年、ある意味、日本のプロ野球も変わるチャンスだった。だが、日本のプロ野球は、長嶋茂雄の再登板という最悪のカードでお茶を濁してしまった。改革の気運を、長嶋人気に頼ることで自ら封じてしまった。

 

結果、残ったのは旧態依然とした球界の現実。それによって生じた球団の消滅...

 

そんな血を流しても、なお気づかんのか?!

 

国民的ヒーローなんて言っても、不惑にリーチの自分だってほとんど現役時代を知らない。覚えとるのは引退セレモニーくらい。
そんな世代のヒーローに頼って何がしたい?

 

WBC以来、観客動員とか視聴率といった次元ではなく、もっと生活に密着したシーンで、野球の人気回復を実感する。 バッティングセンターに行くと、以前は一人で来ている男性か、カップルぐらいしかいなかった。今は子供連れで溢れている。昨年までは同じ時間帯でも待たずに打席に入れたのに、今年は待たないと入れない。

 それほど国際大会で結果を出すってことは、野球の未来に重要な要素なのだ。

 

長嶋氏を監督に据えるってのは、言わば人寄せパンダにすぎず、しかも興味を持つのは年配の野球ファンのみ。野球の未来には、国際大会で勝ち抜くことが重要なのに、その発想が全くもって抜け落ちている。

 

断っておくが、別に長嶋さんに恨みはない。それに、日本プロ野球最大の功労者でもあると思う。(一方で、その後、周囲によって弊害も与えられてしまったが、それは本人のせいではない)

 

だが、未だに代表チームを長嶋さんに預けようという発想に、将来へのビジョンは皆無だ。

野球界の将来への展望を考えたとき、少なくとも、バッティングセンターに足を運んだこともないような年寄りには、ご退席を願いたいものだ。

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