福岡を離れて7年

  • HiRO
    2007年01月22日 00:00 visibility64

NHKサンデースポーツで、BayStars入団が決定した工藤公康のインタビューが放送された。

BayStarsへの移籍を決断するにあたって誰かに相談しましたか?との問いに、
「王監督に相談した。」
とのこと。
王監督に「野球をやるしかないんだから」と言ってもらったそうだ。

工藤がHawksを離れてもう7年にもなる。
だが、このインタビューで工藤の口をついて出て来たのは、Giantsのことではなく、Hawksに関係することばかり。なんだか嬉しくなった。

現役を長く続けるモチベーションとして、
「アイツの存在が大きい」
と言っていた。「アイツ」とは、そうHawksの15番、藤井のことだ。
「1日でも長く野球を続けたい。野球がやりたくてもやれなくなった、アイツの気持ちを、存在を、忘れることなく野球人生を続けていきたい。藤井の気持ちを受け継いで、そして誰かが受け継いでくれるまで。」
そう、自分は野球が出来るだけ幸せなんだ、そう語る工藤の目は活き活きとしていた。
「ボロボロになるまで現役を続けたい。応援してくれる人がいる限りユニフォームを着続けたい。」

Hawks在籍よりもGiants在籍年数が長くなっても、なお、自分の進路を相談する王監督との絆の強さ。
そして、その工藤の心の中には、いつも藤井投手がいる。

Hawksファンとしても、とても暖かい気持ちにさせられたインタビューだった。
こういうのをみると、やっぱりいつか指導者として福岡に戻ってきて欲しい、そう願わずにはいられない。

でも、その前に、悔いの無いように、ボロボロになってでも現役を全うして欲しい。そう、藤井の分もね。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。