ヤクルト本領発揮か?

  • yomo
    2006年06月03日 01:51 visibility33

 前回観戦予定だった(ガトームソン投手ノーヒットノーランの前日)日の雨天中止のため、今日を代替日として、仕事を終え直行、2回裏から観戦できた。

 試合内容は今年のヤクルトらしさ全開で、出る中継ぎピッチャーが不安定ながら、点をとられてもとられてもとり返すという、打撃中心野球。正直展開は最悪に近かった。相手投手に2アウトから長打で点を取られ、次の攻撃回で代打をおくられる事が明確な先発・藤井がHRで2失点。正直、1−5の展開には半分諦めかけていた。しかし、この日はマスクを被った古田プレーニングマネージャーが安打を重ねていた。これは正直、この試合ではなく、今後に好材料だなと思っていたが、自分が思う以上に野手陣が発奮したのかもしれない。古田選手も3安打2打点1犠打と爆発。6回以降毎回得点で延長の末、サヨナラ3ランで決着。HRを打ったラミレス、リグス、岩村も評価に値するかもしれないが、今日は青木・古田の両選手がここぞというところで安打を放っていた。サッカーでいう毎試合ごとの選手評価点が野球にもあるなら、青木8.0 古田8.0というところだろうか。(ちなみにオリックスは若手(?中堅かも)選手が数名スタメンに名を連ね、安打やHRの活躍。ある程度我慢して使えば?楽しみな選手がいました。)

 ただ、手放しでは喜べない。相変わらず中継ぎ投手と不安の残る中継ぎを僅差のビハインドで指名する監督(ないしはコーチ)に問題があるのではないかと疑う。

 4点差から再び2点差になった直後の8回、ここは次の回の攻撃に繋げる一番大切なイニングだったはず…にもかかわらず、花田投手のコール。結果的に2点とられたから言うのではない。投球イニング数よりも安打数が多く、HRの被打率が高い投手が登板する場面ではない。ここは信頼できるセットアッパーの役割かと思われる(先日は負けたと言え、先発ゴンザレスが完投、中継ぎは一休み)。本来木田投手だが、抑えの石井投手が登録抹消なので、木田投手は仮の抑え扱いなのだろう。つまり、この展開で一番信頼のある投手は花田投手と考えているらしい。これは…かなり不安がある。高井・五十嵐の制球難よりはストライクのとれる花田投手がよいかと思われるが、新人松井・ベテラン高津投手よりも上と見ているのだろうか?

今日は勝ったからそれでよし。

しかし、今後に非常に不安の残る試合を観てしまったといっても過言ではない。

打線が下降気味になったとき、若手の飛躍的成長及び抑え石井の復活はヤクルト優勝には必須であると確信した。

それでもなお、今年のヤクルト打線に期待があることは間違いない。

個人的にはルーキー松井(もしくはファームの松岡)投手の不動のセットアッパーを期待している。

ちなみに帰り際に交流戦最後のロッテ戦のチケットを買ってしまった事、後悔はない。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。